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*脂質(lipid) [#tf1b670b] [[三大栄養素]]のひとつ。[[糖質]]と[[タンパク質]]は[[生体]]内で 4[[kcal]]/g のエネルギーを発生するが、[[脂質]]は 9[[kcal]]/g と多くのエネルギーを得ることができる。((鈴峯女子短期大学 脂質)) [[生命]]の体を作る食品中の成分で、[[水]]に溶けず、[[有機溶媒]]([[クロロホルム]]、[[エーテル]]、[[ベンゼン]]など)に溶け、[[化学]]構造的に[[エステル結合]]や[[アミド結合]]の形で[[脂肪酸]]を持つ物質の総称。((鈴峯女子短期大学 脂質: http://www.suzugamine.ac.jp/arinobu/gakusyuu/lipids.pdf)) [[分子]]的には、[[親水基]]と[[疎水基]]([[脂肪酸]])が結合してできた[[分子]]とも見ることができる。((加藤研究室 -関西学院大学理工学部物理学科-: http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~skato/r-content_1.html)) **脂質の種類 [#m968d7b8] [[脂質]]は大きく分けて以下の3つに分類される。 -[[単純脂質]]([[中性脂肪]]など) -[[複合脂質]]([[リン脂質]]、[[糖脂質]]など) -[[誘導脂質]]([[コレステロール]]、[[脂肪酸]]など) ''[[油脂]]''や''[[脂肪]]''は主に[[単純脂質]]に分類される[[脂質]]である。 **体内での脂質の役割 [#te069a4c] [[リン脂質]]や[[糖脂質]]は[[細胞膜]]などの[[生体膜]]を作る成分となる。また、[[コレステロール]]を包む[[リポタンパク質]]も[[脂質]]を含む。 [[脂質]]は[[リパーゼ]]により分解されて[[小腸]]から吸収される。[[脂質]]は[[酸化]]されやすく、[[酸化]]されると[[過酸化脂質]]に変化する。 >ただ、[[石油]]やガソ[[リン]]などの鉱物から取れる[[油]]は[[脂質]]とは呼ばず、動物、植物由来の[[油]]のことを意味します。… [[脂肪細胞]](お[[肉]]の[[脂]]身)では、[[脂質]]は[[細胞]]内の[[油]]滴に蓄えられています。しかし、このような例外を除くと[[脂質]]は、[[細胞膜]]に含まれています。[[細胞膜]]とは一つ一つの[[細胞]]を区切る仕切りのようなものであり、[[脂質]]がなければ[[細胞]]は形を作ることができません。 ((特集 生体膜の脂質(油)のお話: http://web.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi50/mm50-3.html)) >[[生体]]の[[基]]本単位は[[細胞]]であり、その[[細胞]]の全ては[[生体膜]]で覆われている。また、[[細胞]]内にも[[生体膜]]で囲まれた様々な小[[器官]]が存在する。これら膜系の恒常性の維持は、[[生命]]を維持するために不可欠である。従って、[[生体膜]]の主要構成分は[[脂質]]であるため、膜[[脂質]]の劣化防止は極めて重要である。((過酸化脂質と生活習慣病: http://www.nncj.nestle.co.jp/asset-library/documents/04-%E5%AE%AE%E6%BE%A4.pdf))
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*脂質(lipid) [#tf1b670b] [[三大栄養素]]のひとつ。[[糖質]]と[[タンパク質]]は[[生体]]内で 4[[kcal]]/g のエネルギーを発生するが、[[脂質]]は 9[[kcal]]/g と多くのエネルギーを得ることができる。((鈴峯女子短期大学 脂質)) [[生命]]の体を作る食品中の成分で、[[水]]に溶けず、[[有機溶媒]]([[クロロホルム]]、[[エーテル]]、[[ベンゼン]]など)に溶け、[[化学]]構造的に[[エステル結合]]や[[アミド結合]]の形で[[脂肪酸]]を持つ物質の総称。((鈴峯女子短期大学 脂質: http://www.suzugamine.ac.jp/arinobu/gakusyuu/lipids.pdf)) [[分子]]的には、[[親水基]]と[[疎水基]]([[脂肪酸]])が結合してできた[[分子]]とも見ることができる。((加藤研究室 -関西学院大学理工学部物理学科-: http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~skato/r-content_1.html)) **脂質の種類 [#m968d7b8] [[脂質]]は大きく分けて以下の3つに分類される。 -[[単純脂質]]([[中性脂肪]]など) -[[複合脂質]]([[リン脂質]]、[[糖脂質]]など) -[[誘導脂質]]([[コレステロール]]、[[脂肪酸]]など) ''[[油脂]]''や''[[脂肪]]''は主に[[単純脂質]]に分類される[[脂質]]である。 **体内での脂質の役割 [#te069a4c] [[リン脂質]]や[[糖脂質]]は[[細胞膜]]などの[[生体膜]]を作る成分となる。また、[[コレステロール]]を包む[[リポタンパク質]]も[[脂質]]を含む。 [[脂質]]は[[リパーゼ]]により分解されて[[小腸]]から吸収される。[[脂質]]は[[酸化]]されやすく、[[酸化]]されると[[過酸化脂質]]に変化する。 >ただ、[[石油]]やガソ[[リン]]などの鉱物から取れる[[油]]は[[脂質]]とは呼ばず、動物、植物由来の[[油]]のことを意味します。… [[脂肪細胞]](お[[肉]]の[[脂]]身)では、[[脂質]]は[[細胞]]内の[[油]]滴に蓄えられています。しかし、このような例外を除くと[[脂質]]は、[[細胞膜]]に含まれています。[[細胞膜]]とは一つ一つの[[細胞]]を区切る仕切りのようなものであり、[[脂質]]がなければ[[細胞]]は形を作ることができません。 ((特集 生体膜の脂質(油)のお話: http://web.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi50/mm50-3.html)) >[[生体]]の[[基]]本単位は[[細胞]]であり、その[[細胞]]の全ては[[生体膜]]で覆われている。また、[[細胞]]内にも[[生体膜]]で囲まれた様々な小[[器官]]が存在する。これら膜系の恒常性の維持は、[[生命]]を維持するために不可欠である。従って、[[生体膜]]の主要構成分は[[脂質]]であるため、膜[[脂質]]の劣化防止は極めて重要である。((過酸化脂質と生活習慣病: http://www.nncj.nestle.co.jp/asset-library/documents/04-%E5%AE%AE%E6%BE%A4.pdf))
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