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*腰椎椎間板ヘルニア(lumbar herniated disc) [#b1573624] [[腰椎]]で起こる[[椎間板ヘルニア]]。[[坐骨神経痛]]の原因となる。 20~30代の[[腰痛]]の原因として多い。また、[[腰]]に負担のかかりやすい職業の従事者や長時間のデスクワークをする人、自動車の運転時間が長い人などに多く、20~40歳の男性に多い。 原因は、[[腰椎]]の[[髄核]]が後ろ側(背中側)に脱出して[[神経]]を圧迫することであるため、''前に屈むと痛みを感じる''という特徴がある。これは、[[腰部脊柱管狭窄症]]とは逆である。 >[[椎間板]]が傷んだ結果、中心にある「[[髄核]]」と呼ばれる[[組織]]が、背中側に飛び出した状態を「[[椎間板ヘルニア]]」と呼びます。とくに、[[椎間板]]の背中側には[[神経]](「[[馬尾神経]]」と呼びます)が存在するため、この[[神経]]が[[ヘルニア]]で圧迫されると[[下肢]]の痛み・[[しびれ]]などの症状が出現します。((脊椎・脊髄外来 -東京女子医科大学東医療センター整形外科-: http://www.twmu.ac.jp/DNH/mce/seikeigeka/sekitui/youtsui.html)) 90%以上が第四[[腰椎]]と第五[[腰椎]]の間の[[椎間板]]または第五[[腰椎]]と[[仙骨]]の間の[[椎間板]]に起こる。 場合によっては[[腰痛]]のみならず[[足]]の痛みを引き起こす。重症化すると排[[尿]]や排[[便]]の障害を起こすこともある。 数ヶ月の経過で自然に症状が回復する事例も報告されている。 >腰椎椎間板ヘルニアで症状があってもすぐに[[外科]]手術で取らなくなったのは、自然に[[ヘルニア]]が小さくなることがわかったからです。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) **腰椎椎間板ヘルニアの治療((腰椎椎間板ヘルニア|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000169.html)) [#bbd1811b] 自然に改善する場合が多いため、以下のような[[保存療法]]が行われる。 >良性のものは、特に治療をしなくても、飛び出した[[ヘルニア]]が自然に縮小し、通常は、3ヶ月で約80%の人に症状の改善が見られます。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) -[[硬膜外ブロック]] -[[神経根ブロック]] -[[コルセット]] -[[筋弛緩剤]]や[[消炎鎮痛剤]] [[保存療法]]が効かない場合や排泄機能に異常がある場合は[[手術]]を行う。 **腰椎椎間板ヘルニアにおける注意点((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) [#e24e20d4] 前かがみになる姿勢や[[腹筋]]運動は[[椎間板]]をさらに圧迫して症状を悪化させる恐れがあるため厳禁とされる。 あぐらをかくことや柔らかいソファに座るのも危険。
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*腰椎椎間板ヘルニア(lumbar herniated disc) [#b1573624] [[腰椎]]で起こる[[椎間板ヘルニア]]。[[坐骨神経痛]]の原因となる。 20~30代の[[腰痛]]の原因として多い。また、[[腰]]に負担のかかりやすい職業の従事者や長時間のデスクワークをする人、自動車の運転時間が長い人などに多く、20~40歳の男性に多い。 原因は、[[腰椎]]の[[髄核]]が後ろ側(背中側)に脱出して[[神経]]を圧迫することであるため、''前に屈むと痛みを感じる''という特徴がある。これは、[[腰部脊柱管狭窄症]]とは逆である。 >[[椎間板]]が傷んだ結果、中心にある「[[髄核]]」と呼ばれる[[組織]]が、背中側に飛び出した状態を「[[椎間板ヘルニア]]」と呼びます。とくに、[[椎間板]]の背中側には[[神経]](「[[馬尾神経]]」と呼びます)が存在するため、この[[神経]]が[[ヘルニア]]で圧迫されると[[下肢]]の痛み・[[しびれ]]などの症状が出現します。((脊椎・脊髄外来 -東京女子医科大学東医療センター整形外科-: http://www.twmu.ac.jp/DNH/mce/seikeigeka/sekitui/youtsui.html)) 90%以上が第四[[腰椎]]と第五[[腰椎]]の間の[[椎間板]]または第五[[腰椎]]と[[仙骨]]の間の[[椎間板]]に起こる。 場合によっては[[腰痛]]のみならず[[足]]の痛みを引き起こす。重症化すると排[[尿]]や排[[便]]の障害を起こすこともある。 数ヶ月の経過で自然に症状が回復する事例も報告されている。 >腰椎椎間板ヘルニアで症状があってもすぐに[[外科]]手術で取らなくなったのは、自然に[[ヘルニア]]が小さくなることがわかったからです。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) **腰椎椎間板ヘルニアの治療((腰椎椎間板ヘルニア|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000169.html)) [#bbd1811b] 自然に改善する場合が多いため、以下のような[[保存療法]]が行われる。 >良性のものは、特に治療をしなくても、飛び出した[[ヘルニア]]が自然に縮小し、通常は、3ヶ月で約80%の人に症状の改善が見られます。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) -[[硬膜外ブロック]] -[[神経根ブロック]] -[[コルセット]] -[[筋弛緩剤]]や[[消炎鎮痛剤]] [[保存療法]]が効かない場合や排泄機能に異常がある場合は[[手術]]を行う。 **腰椎椎間板ヘルニアにおける注意点((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) [#e24e20d4] 前かがみになる姿勢や[[腹筋]]運動は[[椎間板]]をさらに圧迫して症状を悪化させる恐れがあるため厳禁とされる。 あぐらをかくことや柔らかいソファに座るのも危険。
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