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*腰痛(backache) [#p440ccd3] [[腰]]に[[痛み]]のある状態のこと。[[痺れ]]を伴う場合もある。正式には[[腰痛症]]と呼ばれる。[[腰]]回りだけではなく、[[下肢]]の[[痛み]]や[[痺れ]]が出る場合は[[坐骨神経痛]]と呼ばれる。((腰痛症|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000033.html)) >「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、腰部(図 2-1-1)を主とした[[痛み]]やはりなどの不快感といった症状の総称です。一般に[[坐骨神経痛]](ざこつしんけいつう)を代表とする[[下肢]]([[脚]])の症状を伴う場合も含みます。((厚生労働省 腰痛対策: http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d.pdf)) #ref(腰部.png,腰痛が起こる範囲(図 2-1-1)); &size(12){出典: [[厚生労働省 腰痛対策>http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d.pdf]]}; 厚生労働省による平成25年度の国民生活基礎調査によると、男性は腰痛の有訴者率が最も多い。女性は[[肩凝り]]に次いで2位となっている。((調査の概要|厚生労働省: http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/)) **腰痛の原因となる疾患 [#f4dc67f0] 腰痛の原因は様々である。((腰が痛いと感じたら | 病院概要 | 杏林大学医学部付属病院 KYORIN UNIVERSITY HOSPITAL: http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/introduction/kenkou/kenkou_14.html)) 突発的に動けなくなるほどの[[痛み]]が現れる[[急性腰痛]]と、長期間に渡って鈍痛が続く[[慢性腰痛]]に分類される。 -[[腰椎椎間板ヘルニア]] -[[変形性脊椎症]] -[[腰椎すべり症]] -[[脊柱管狭窄症]] [[筋肉]]の疲労や[[筋]]力低下、姿勢悪化や長時間座ること、[[肥満]]などによっても起こり得る。 >[[腰]]に負担をかけるような不自然な姿勢や同じ姿勢を続けることでも、[[筋肉]]疲労が起こる。女性の場合、[[月経]]時に[[骨盤]]や[[背骨]]の[[靱帯]]がゆるんで腰痛がおこる。過労、[[肥満]]、やわらかすぎる寝具の習慣的な使用、女性の場合ハイヒール(3cm以上高いもの)を長時間はき続けるなど、日ごろのさまざまな生活動作も原因となる。特に[[肥満]]の場合、上体の重みが[[椎間板]]などに過重(重過ぎるもの)がかかり、腰痛の原因となる。このとき[[肥満]]そのものが原因というよりも、体重に見合った筋力や骨格が備わっていないことが根本的な問題であるといえる。((北海道科学大学 保健医療学部 義肢装具学科(昆 恵介)いわゆる腰痛症に対する装具療法: https://www1.hus.ac.jp/~gisisougu/youtuutosougu.html)) 腰付近の[[内臓]]の疾患による[[痛み]]も腰痛として現れる場合がある。 **姿勢による腰への負担 [#i12c2535] 仰向けで寝ているときは、立っているときに比べて[[腰]]([[椎間板]])への負担は1/4程度となり、座っているときは、立っているときの1.5倍程度になる。 実際に、長時間椅子に座ることは[[腰椎椎間板ヘルニア]]の原因となるため、座板などで前下がりの傾斜をつけることが推奨される。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20))
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*腰痛(backache) [#p440ccd3] [[腰]]に[[痛み]]のある状態のこと。[[痺れ]]を伴う場合もある。正式には[[腰痛症]]と呼ばれる。[[腰]]回りだけではなく、[[下肢]]の[[痛み]]や[[痺れ]]が出る場合は[[坐骨神経痛]]と呼ばれる。((腰痛症|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000033.html)) >「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、腰部(図 2-1-1)を主とした[[痛み]]やはりなどの不快感といった症状の総称です。一般に[[坐骨神経痛]](ざこつしんけいつう)を代表とする[[下肢]]([[脚]])の症状を伴う場合も含みます。((厚生労働省 腰痛対策: http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d.pdf)) #ref(腰部.png,腰痛が起こる範囲(図 2-1-1)); &size(12){出典: [[厚生労働省 腰痛対策>http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d.pdf]]}; 厚生労働省による平成25年度の国民生活基礎調査によると、男性は腰痛の有訴者率が最も多い。女性は[[肩凝り]]に次いで2位となっている。((調査の概要|厚生労働省: http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/)) **腰痛の原因となる疾患 [#f4dc67f0] 腰痛の原因は様々である。((腰が痛いと感じたら | 病院概要 | 杏林大学医学部付属病院 KYORIN UNIVERSITY HOSPITAL: http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/introduction/kenkou/kenkou_14.html)) 突発的に動けなくなるほどの[[痛み]]が現れる[[急性腰痛]]と、長期間に渡って鈍痛が続く[[慢性腰痛]]に分類される。 -[[腰椎椎間板ヘルニア]] -[[変形性脊椎症]] -[[腰椎すべり症]] -[[脊柱管狭窄症]] [[筋肉]]の疲労や[[筋]]力低下、姿勢悪化や長時間座ること、[[肥満]]などによっても起こり得る。 >[[腰]]に負担をかけるような不自然な姿勢や同じ姿勢を続けることでも、[[筋肉]]疲労が起こる。女性の場合、[[月経]]時に[[骨盤]]や[[背骨]]の[[靱帯]]がゆるんで腰痛がおこる。過労、[[肥満]]、やわらかすぎる寝具の習慣的な使用、女性の場合ハイヒール(3cm以上高いもの)を長時間はき続けるなど、日ごろのさまざまな生活動作も原因となる。特に[[肥満]]の場合、上体の重みが[[椎間板]]などに過重(重過ぎるもの)がかかり、腰痛の原因となる。このとき[[肥満]]そのものが原因というよりも、体重に見合った筋力や骨格が備わっていないことが根本的な問題であるといえる。((北海道科学大学 保健医療学部 義肢装具学科(昆 恵介)いわゆる腰痛症に対する装具療法: https://www1.hus.ac.jp/~gisisougu/youtuutosougu.html)) 腰付近の[[内臓]]の疾患による[[痛み]]も腰痛として現れる場合がある。 **姿勢による腰への負担 [#i12c2535] 仰向けで寝ているときは、立っているときに比べて[[腰]]([[椎間板]])への負担は1/4程度となり、座っているときは、立っているときの1.5倍程度になる。 実際に、長時間椅子に座ることは[[腰椎椎間板ヘルニア]]の原因となるため、座板などで前下がりの傾斜をつけることが推奨される。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20))
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