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*膜タンパク質(membrane protein) [#o8052de5] [[細胞]]や[[細胞小器官]]を包む[[生体膜]]の膜上または膜内で働く[[タンパク質]]の総称。[[細胞膜]]の重量の約半分を占める。((河西奈保子 住友弘二 NTT物性科学基礎研究所 膜タンパク質の脂質膜への再構成とナノバイオデバイス創出への挑戦: http://www.ntt.co.jp/journal/0906/files/jn200906016.pdf)) [[生体膜]]に埋まっているものを内在性膜タンパク質、膜表面に結合しているものを表在性膜タンパク質と区別する。[[生体膜]]には流動性があるため、膜タンパク質は[[生体膜]]の中を自由に移動することができる。((東京医科歯科大学 細胞膜の構造 Cell membrane: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf/cellmemb.pdf)) 膜タンパク質の中には、[[生体膜]]を貫通するように埋め込まれているもの(膜貫通タンパク質)があり、それによって[[生体膜]]を通り抜けることができない必要な物質を通すことができる。貫通部分の[[アミノ酸]]は[[疎水性アミノ酸]]で、[[αヘリックス]]構造を取る。((岡山大学 第3回 細胞膜の構造と膜輸送: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~hirofun/2011cb03.pdf)) 細胞内外で物質を輸送するために存在する膜タンパク質([[膜輸送体]]や[[膜輸送タンパク質]])として、以下のような種類がある。 -[[イオン輸送体]] --[[イオンチャネル]] --[[イオンポンプ]] -[[トランスポーター]] 膜タンパク質を通して、[[化合物]]が濃い方から薄い方へ物質を輸送することを[[受動輸送]]と呼び、逆にエネルギーを利用して濃度に逆らって物質を輸送することを[[能動輸送]]と呼ぶ。[[共輸送]]や[[対向輸送]]などの輸送方法もある。 膜タンパク質でもやりとりできない[[高分子]]物質は、[[膜動輸送]]([[エキソサイトーシス]]や[[エンドサイトーシス]])によって行われる。((筑波大学生物学類 植物の細胞: http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/cell.html)) また[[N末端]]と[[C末端]]の位置によって以下のように分類される。((トミーデジタルバイオロジー株式会社 TNF受容体&リガンド スーパーファミリー: http://www.digital-biology.co.jp/allianced/products/biolegend/docs/TNF%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%B8%80%E8%A6%A7_2011091.pdf)) -[[1型膜タンパク質]]([[細胞]]外に[[N末端]]、[[細胞]]内に[[C末端]]) -[[2型膜タンパク質]]([[細胞]]外に[[C末端]]、[[細胞]]内に[[N末端]])
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*膜タンパク質(membrane protein) [#o8052de5] [[細胞]]や[[細胞小器官]]を包む[[生体膜]]の膜上または膜内で働く[[タンパク質]]の総称。[[細胞膜]]の重量の約半分を占める。((河西奈保子 住友弘二 NTT物性科学基礎研究所 膜タンパク質の脂質膜への再構成とナノバイオデバイス創出への挑戦: http://www.ntt.co.jp/journal/0906/files/jn200906016.pdf)) [[生体膜]]に埋まっているものを内在性膜タンパク質、膜表面に結合しているものを表在性膜タンパク質と区別する。[[生体膜]]には流動性があるため、膜タンパク質は[[生体膜]]の中を自由に移動することができる。((東京医科歯科大学 細胞膜の構造 Cell membrane: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf/cellmemb.pdf)) 膜タンパク質の中には、[[生体膜]]を貫通するように埋め込まれているもの(膜貫通タンパク質)があり、それによって[[生体膜]]を通り抜けることができない必要な物質を通すことができる。貫通部分の[[アミノ酸]]は[[疎水性アミノ酸]]で、[[αヘリックス]]構造を取る。((岡山大学 第3回 細胞膜の構造と膜輸送: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~hirofun/2011cb03.pdf)) 細胞内外で物質を輸送するために存在する膜タンパク質([[膜輸送体]]や[[膜輸送タンパク質]])として、以下のような種類がある。 -[[イオン輸送体]] --[[イオンチャネル]] --[[イオンポンプ]] -[[トランスポーター]] 膜タンパク質を通して、[[化合物]]が濃い方から薄い方へ物質を輸送することを[[受動輸送]]と呼び、逆にエネルギーを利用して濃度に逆らって物質を輸送することを[[能動輸送]]と呼ぶ。[[共輸送]]や[[対向輸送]]などの輸送方法もある。 膜タンパク質でもやりとりできない[[高分子]]物質は、[[膜動輸送]]([[エキソサイトーシス]]や[[エンドサイトーシス]])によって行われる。((筑波大学生物学類 植物の細胞: http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/cell.html)) また[[N末端]]と[[C末端]]の位置によって以下のように分類される。((トミーデジタルバイオロジー株式会社 TNF受容体&リガンド スーパーファミリー: http://www.digital-biology.co.jp/allianced/products/biolegend/docs/TNF%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%B8%80%E8%A6%A7_2011091.pdf)) -[[1型膜タンパク質]]([[細胞]]外に[[N末端]]、[[細胞]]内に[[C末端]]) -[[2型膜タンパク質]]([[細胞]]外に[[C末端]]、[[細胞]]内に[[N末端]])
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