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*骨(bone) [#g596bde5] 体の[[骨]]格を作る、白色の硬い[[器官]]。成人の体には、[[骨]]格を作る206個の[[骨]]が存在し、[[体重]]の約25%を占める。[[新生児]]には約350個の[[骨]]が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの[[骨]]になる。((女子栄養大学 骨のある話: http://www.eiyo.ac.jp/recipe/sp/nutrition/view/id:5.html))((PHP研究所 坂井建雄 監修 骨のひみつ 人体のしくみがよくわかる! 2015/9/7)) **骨の役割 [#tc68b295] -全身を支える -内部に存在する[[骨髄]]で[[血球]]を作る -内部の[[器官]]を保護する([[頭蓋骨]]や[[肋骨]]など) -[[筋肉]]や[[腱]]を付着させ、[[関節]]と共に[[運動器]]を構成する **骨の構造 [#n991c453] [[骨]]の主成分は[[炭酸カルシウム]]や[[リン酸カルシウム]]([[ハイドロキシアパタイト]])で[[骨基質]]には[[Ⅰ型コラーゲン]]を主とした[[タンパク質]]や[[ムコ多糖]]類が存在する。((偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年))((シリーズ 再生医療 骨再生医療 大串始: http://www.naramed-u.ac.jp/~bioch/Saiseiiryou.pdf)) >[[骨]]の白いところは、おもに[[カルシウム]]や[[コラーゲン]]などでできています。[[カルシウム]]には[[骨]]をかたくじょうぶにするはたらきがあり、[[コラーゲン]]は[[骨]]にしなやかさをもたせ、折れにくくする役割があります、これらの成分は、[[骨]]全体のおよそ3分の2ほど。残りのおよそ3分の1は、[[水分]]です。((PHP研究所 順天堂大学医学部教授 坂井建雄 監修 骨のひみつ 人体のしくみがよくわかる! 2015/9/7)) [[骨]]の外側は[[緻密質]]と呼ばれる硬い[[組織]]で構成され、その内側に[[海綿質]]と呼ばれるスポンジ状の[[組織]]がある。[[骨]]の表面は[[骨膜]]が覆っている。さらに内部には[[骨髄]]があり、最も内側に[[動脈]]と[[静脈]]がある。[[骨髄]]が収まっている空間を[[骨髄腔]]と呼ぶ。 [[骨]]と[[骨]]とが一定の間隔を隔てて可動的に連結している部分を[[関節]]という。 古い[[骨]]の[[組織]]は吸収されて常に新たに生成された部分に置き換えられる。これを[[骨代謝回転]]または[[リモデリング]]と呼ぶ。[[リモデリング]]よって[[骨量]]([[骨]]の量)は維持されるが、これは[[骨芽細胞]]と[[破骨細胞]]によって制御されている。((シリーズ 再生医療 骨再生医療))((東京慈恵会医科大学 ビタミンDの骨への直接作用: http://ir.jikei.ac.jp/bitstream/10328/2422/1/119-1-1.pdf)) 加齢によりその量が減少し、密度が少なくなると[[骨粗鬆症]]になる。体内の[[カルシウム]]が不[[足]]した場合は、[[破骨細胞]]によって[[骨]]が溶かされて補充される。 [[骨]]の[[コラーゲン]]の配列がその微細構造としなやかさに大きく関与することが報告されている。((新着情報: 骨粗鬆症治療薬PTH製剤の骨コラーゲンの整調効果を解明~しなやかな骨づくりが骨折リスクの低減につながる~(歯学研究院 教授 飯村忠浩): https://www.hokudai.ac.jp/news/2021/07/post-875.html)) **骨の種類 [#t876d625] 全身の大まかな[[骨]]の種類は以下の通り。 #ref(bones.png,全身の骨の種類); &size(12){出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 [[骨]]格と[[運動]] 1983年};
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*骨(bone) [#g596bde5] 体の[[骨]]格を作る、白色の硬い[[器官]]。成人の体には、[[骨]]格を作る206個の[[骨]]が存在し、[[体重]]の約25%を占める。[[新生児]]には約350個の[[骨]]が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの[[骨]]になる。((女子栄養大学 骨のある話: http://www.eiyo.ac.jp/recipe/sp/nutrition/view/id:5.html))((PHP研究所 坂井建雄 監修 骨のひみつ 人体のしくみがよくわかる! 2015/9/7)) **骨の役割 [#tc68b295] -全身を支える -内部に存在する[[骨髄]]で[[血球]]を作る -内部の[[器官]]を保護する([[頭蓋骨]]や[[肋骨]]など) -[[筋肉]]や[[腱]]を付着させ、[[関節]]と共に[[運動器]]を構成する **骨の構造 [#n991c453] [[骨]]の主成分は[[炭酸カルシウム]]や[[リン酸カルシウム]]([[ハイドロキシアパタイト]])で[[骨基質]]には[[Ⅰ型コラーゲン]]を主とした[[タンパク質]]や[[ムコ多糖]]類が存在する。((偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年))((シリーズ 再生医療 骨再生医療 大串始: http://www.naramed-u.ac.jp/~bioch/Saiseiiryou.pdf)) >[[骨]]の白いところは、おもに[[カルシウム]]や[[コラーゲン]]などでできています。[[カルシウム]]には[[骨]]をかたくじょうぶにするはたらきがあり、[[コラーゲン]]は[[骨]]にしなやかさをもたせ、折れにくくする役割があります、これらの成分は、[[骨]]全体のおよそ3分の2ほど。残りのおよそ3分の1は、[[水分]]です。((PHP研究所 順天堂大学医学部教授 坂井建雄 監修 骨のひみつ 人体のしくみがよくわかる! 2015/9/7)) [[骨]]の外側は[[緻密質]]と呼ばれる硬い[[組織]]で構成され、その内側に[[海綿質]]と呼ばれるスポンジ状の[[組織]]がある。[[骨]]の表面は[[骨膜]]が覆っている。さらに内部には[[骨髄]]があり、最も内側に[[動脈]]と[[静脈]]がある。[[骨髄]]が収まっている空間を[[骨髄腔]]と呼ぶ。 [[骨]]と[[骨]]とが一定の間隔を隔てて可動的に連結している部分を[[関節]]という。 古い[[骨]]の[[組織]]は吸収されて常に新たに生成された部分に置き換えられる。これを[[骨代謝回転]]または[[リモデリング]]と呼ぶ。[[リモデリング]]よって[[骨量]]([[骨]]の量)は維持されるが、これは[[骨芽細胞]]と[[破骨細胞]]によって制御されている。((シリーズ 再生医療 骨再生医療))((東京慈恵会医科大学 ビタミンDの骨への直接作用: http://ir.jikei.ac.jp/bitstream/10328/2422/1/119-1-1.pdf)) 加齢によりその量が減少し、密度が少なくなると[[骨粗鬆症]]になる。体内の[[カルシウム]]が不[[足]]した場合は、[[破骨細胞]]によって[[骨]]が溶かされて補充される。 [[骨]]の[[コラーゲン]]の配列がその微細構造としなやかさに大きく関与することが報告されている。((新着情報: 骨粗鬆症治療薬PTH製剤の骨コラーゲンの整調効果を解明~しなやかな骨づくりが骨折リスクの低減につながる~(歯学研究院 教授 飯村忠浩): https://www.hokudai.ac.jp/news/2021/07/post-875.html)) **骨の種類 [#t876d625] 全身の大まかな[[骨]]の種類は以下の通り。 #ref(bones.png,全身の骨の種類); &size(12){出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 [[骨]]格と[[運動]] 1983年};
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