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*黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus) [#oedc1014] [[皮膚]]や[[毛穴]]、[[鼻腔]]などに存在する[[常在菌]]のひとつ。[[グラム陽性]]の[[球菌]]。直径1[[μm]]。学名は[[スタフィロコッカス・アウレウス]]。アレニウスは「黄色い、黄[[金]]」を意味する。((季節の標語|大阪市立大学 大学院医学研究科 細菌学: http://www.med.osaka-cu.ac.jp/bacteriology/b-online/hyougo-201609.shtml)) #ref(Staphylococcus_aureus.jpg,黄色ブドウ球菌の拡大写真); [[ブドウ球菌]]の中では[[病原性]]が高いため、[[皮膚]]が[[アルカリ性]]に傾くと増殖して[[皮膚炎]]などを引き起こす。((皮膚の常在細菌について | 東京医療保健大学: http://www.thcu.ac.jp/research/column/detail.html?id=110)) [[黄色ブドウ球菌]]が生成する[[毒素]]である[[エンテロトキシン]]は[[食中毒]]の原因となり、加熱しても[[毒性]]を失わない。((新潟薬科大学 黄色ブドウ球菌: http://www.nupals.ac.jp/~fmfsc/Hazard/huang_sebudou_qiu_jun.html))((ブドウ球菌 - 夏の食中毒 - Cute.Guides at 九州大学 Kyushu University: http://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/content.php?pid=598536&sid=4935128)) >[[グラム陽性]]の[[球菌]]で、健康な人でも約30%が[[鼻腔]]や[[手指]]などに持っています。人の[[手]]を介しておにぎり、すしの表面で増殖、この[[菌]]による[[食中毒]]症状は、[[菌]]そのものによるものではなく、[[菌]]が増殖するときに産生された[[エンテロトキシン]]という耐熱性の[[毒素]]によるものです。((北海道千歳リハビリテーション大学 2017年7月12日 保健管理センター便り: http://www.chitose-reha.ac.jp/news/wp-content/uploads/2017/07/%E4%BF%9D%E5%81%A5%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E4%BE%BF%E3%82%8A%EF%BC%92.pdf)) [[アトピー性皮膚炎]]の原因の一つとなることが確認されている。 >慶應義塾大学医学部[[皮膚]]科学教室と[[米]]国 [[Na]]tional Institutes of Health の永尾圭介博士(元慶應義塾大学医学部専任講師)との研究グ[[ルー]]プは、[[アトピー性皮膚炎]]における[[皮膚炎]]が[[黄色ブドウ球菌]]などの異常[[細菌]]巣によって引き起こされることを、マウスを用いて解明しました。((慶應義塾大学医学部 アトピー性皮膚炎は皮膚の異常細菌巣が引き起こす: https://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2015/osa3qr000000t3i7-att/20150422_nagao.pdf)) [[黄色ブドウ球菌]]は、周囲の[[RNA]]を[[薬剤]]や[[免疫]]の働きを阻害する[[バイオフィルム]]の構成要素として利用していることが報告されている。[[黄色ブドウ球菌]]の[[菌体外マトリクス]]の成分である[[多糖類]]が[[RNA]]の[[バイオフィルム]]への取り込みに重要な役割を果たすとされる。((新領域 : 環境中のRNAが細菌の棲家として利用される仕組みを解明<br>~RNAを標的とした難治性細菌感染症の予防や治療法の開発に期待~: https://www.k.u-tokyo.ac.jp/information/category/press/4383.html)) &tag(細菌,球菌,病原体,皮膚);
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*黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus) [#oedc1014] [[皮膚]]や[[毛穴]]、[[鼻腔]]などに存在する[[常在菌]]のひとつ。[[グラム陽性]]の[[球菌]]。直径1[[μm]]。学名は[[スタフィロコッカス・アウレウス]]。アレニウスは「黄色い、黄[[金]]」を意味する。((季節の標語|大阪市立大学 大学院医学研究科 細菌学: http://www.med.osaka-cu.ac.jp/bacteriology/b-online/hyougo-201609.shtml)) #ref(Staphylococcus_aureus.jpg,黄色ブドウ球菌の拡大写真); [[ブドウ球菌]]の中では[[病原性]]が高いため、[[皮膚]]が[[アルカリ性]]に傾くと増殖して[[皮膚炎]]などを引き起こす。((皮膚の常在細菌について | 東京医療保健大学: http://www.thcu.ac.jp/research/column/detail.html?id=110)) [[黄色ブドウ球菌]]が生成する[[毒素]]である[[エンテロトキシン]]は[[食中毒]]の原因となり、加熱しても[[毒性]]を失わない。((新潟薬科大学 黄色ブドウ球菌: http://www.nupals.ac.jp/~fmfsc/Hazard/huang_sebudou_qiu_jun.html))((ブドウ球菌 - 夏の食中毒 - Cute.Guides at 九州大学 Kyushu University: http://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/content.php?pid=598536&sid=4935128)) >[[グラム陽性]]の[[球菌]]で、健康な人でも約30%が[[鼻腔]]や[[手指]]などに持っています。人の[[手]]を介しておにぎり、すしの表面で増殖、この[[菌]]による[[食中毒]]症状は、[[菌]]そのものによるものではなく、[[菌]]が増殖するときに産生された[[エンテロトキシン]]という耐熱性の[[毒素]]によるものです。((北海道千歳リハビリテーション大学 2017年7月12日 保健管理センター便り: http://www.chitose-reha.ac.jp/news/wp-content/uploads/2017/07/%E4%BF%9D%E5%81%A5%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E4%BE%BF%E3%82%8A%EF%BC%92.pdf)) [[アトピー性皮膚炎]]の原因の一つとなることが確認されている。 >慶應義塾大学医学部[[皮膚]]科学教室と[[米]]国 [[Na]]tional Institutes of Health の永尾圭介博士(元慶應義塾大学医学部専任講師)との研究グ[[ルー]]プは、[[アトピー性皮膚炎]]における[[皮膚炎]]が[[黄色ブドウ球菌]]などの異常[[細菌]]巣によって引き起こされることを、マウスを用いて解明しました。((慶應義塾大学医学部 アトピー性皮膚炎は皮膚の異常細菌巣が引き起こす: https://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2015/osa3qr000000t3i7-att/20150422_nagao.pdf)) [[黄色ブドウ球菌]]は、周囲の[[RNA]]を[[薬剤]]や[[免疫]]の働きを阻害する[[バイオフィルム]]の構成要素として利用していることが報告されている。[[黄色ブドウ球菌]]の[[菌体外マトリクス]]の成分である[[多糖類]]が[[RNA]]の[[バイオフィルム]]への取り込みに重要な役割を果たすとされる。((新領域 : 環境中のRNAが細菌の棲家として利用される仕組みを解明<br>~RNAを標的とした難治性細菌感染症の予防や治療法の開発に期待~: https://www.k.u-tokyo.ac.jp/information/category/press/4383.html)) &tag(細菌,球菌,病原体,皮膚);
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