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*Gタンパク質(G Protein) [#a8297c14] [[グアニンヌクレオチド結合タンパク質]]の略称。[[GTP結合タンパク質]]とも。((名古屋大学大学院創薬科学研究科 構造分子薬理学分野 天野剛志・廣明秀一 立体構造が明らかにしたGタンパク質共役受容体の刺激受容のしくみ: http://leading.lifesciencedb.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/Hiroaki-2.e003-PDF.pdf)) [[GDP]]や[[GTP]]と結合しており、ある条件下では[[GTP]]を[[GDP]]に[[加水分解]]する作用([[GTPase]]活性)を発揮する[[細胞]]内[[タンパク質]]の総称。((第4回 細胞が反応するしくみ: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~hirofun/2011cb04.pdf)) [[受容体]]として働く[[三量体Gタンパク質]]と[[モノマー]]で働く[[低分子量Gタンパク質]]の二種類が存在する。((T細胞分化における非定型Gタンパク質 RhoH の機能 鈴木春巳 小田浩代: http://plaza.umin.ac.jp/~suzukih/cgi-bin/lab/JJCI.pdf)) **三量体型Gタンパク質 [#u173d701] 以下3つの[[サブユニット]]が存在する。((名古屋大学大学院創薬科学研究科 構造分子薬理学分野 天野剛志・廣明秀一 立体構造が明らかにしたGタンパク質共役受容体の刺激受容のしくみ)) -[[三量体Gタンパク質]] --α[[サブユニット]]([[GTP]]と結合する) ---[[Gs]](刺激) ---Gi/o(抑制/その他) ---[[Gq]] ---G12/13 --β[[サブユニット]] --γ[[サブユニット]] >αβγの三つの[[サブユニット]]からなる[[三量体Gタンパク質]]は[[ホルモン]],[[神経伝達物質]],光,匂い,味物質など数多くの[[細胞]]外情報を認識した[[Gタンパク質共役受容体]](G protein-coupled receptor:[[GPCR]])により活性化され,[[遺伝子発現]],[[ホルモン]][[分泌]],[[神経伝達物質]]の放出,[[細胞遊走]]など様々な[[細胞]]応答に関与する.((http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2014/03/85-07-03.pdf)) G[[タンパク質]]の動作は以下の通り。((薬品作用学研究室 | 名城大学薬学部 薬物作用の定量化: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/09jugyou/2.%20yakubututeiryou.pdf)) +G[[タンパク質]]はα、βおよびγ[[サブユニット]]によって構成され、[[グアノシン二リン酸]]([[GDP]])と結合している。 +[[アゴニスト]]が結合した[[受容体]]は[[コンフォメーション]]変化を起こし、α[[サブユニット]]は[[GDP]]を[[グアノシン三リン酸]]([[GTP]])に変換する。 +α[[サブユニット]]はβおよびγ[[サブユニット]]から分離して効果器[[タンパク質]]に作用する。 +α[[サブユニット]]は、結合した[[GTP]]を[[GDP]]にゆっくりと[[加水分解]]する。Gα-[[GDP]]は効果器[[タンパク質]]に対する親和性はなく、βおよび+γ[[サブユニット]]に再び結合し、反応は収束する。
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*Gタンパク質(G Protein) [#a8297c14] [[グアニンヌクレオチド結合タンパク質]]の略称。[[GTP結合タンパク質]]とも。((名古屋大学大学院創薬科学研究科 構造分子薬理学分野 天野剛志・廣明秀一 立体構造が明らかにしたGタンパク質共役受容体の刺激受容のしくみ: http://leading.lifesciencedb.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/Hiroaki-2.e003-PDF.pdf)) [[GDP]]や[[GTP]]と結合しており、ある条件下では[[GTP]]を[[GDP]]に[[加水分解]]する作用([[GTPase]]活性)を発揮する[[細胞]]内[[タンパク質]]の総称。((第4回 細胞が反応するしくみ: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~hirofun/2011cb04.pdf)) [[受容体]]として働く[[三量体Gタンパク質]]と[[モノマー]]で働く[[低分子量Gタンパク質]]の二種類が存在する。((T細胞分化における非定型Gタンパク質 RhoH の機能 鈴木春巳 小田浩代: http://plaza.umin.ac.jp/~suzukih/cgi-bin/lab/JJCI.pdf)) **三量体型Gタンパク質 [#u173d701] 以下3つの[[サブユニット]]が存在する。((名古屋大学大学院創薬科学研究科 構造分子薬理学分野 天野剛志・廣明秀一 立体構造が明らかにしたGタンパク質共役受容体の刺激受容のしくみ)) -[[三量体Gタンパク質]] --α[[サブユニット]]([[GTP]]と結合する) ---[[Gs]](刺激) ---Gi/o(抑制/その他) ---[[Gq]] ---G12/13 --β[[サブユニット]] --γ[[サブユニット]] >αβγの三つの[[サブユニット]]からなる[[三量体Gタンパク質]]は[[ホルモン]],[[神経伝達物質]],光,匂い,味物質など数多くの[[細胞]]外情報を認識した[[Gタンパク質共役受容体]](G protein-coupled receptor:[[GPCR]])により活性化され,[[遺伝子発現]],[[ホルモン]][[分泌]],[[神経伝達物質]]の放出,[[細胞遊走]]など様々な[[細胞]]応答に関与する.((http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2014/03/85-07-03.pdf)) G[[タンパク質]]の動作は以下の通り。((薬品作用学研究室 | 名城大学薬学部 薬物作用の定量化: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/09jugyou/2.%20yakubututeiryou.pdf)) +G[[タンパク質]]はα、βおよびγ[[サブユニット]]によって構成され、[[グアノシン二リン酸]]([[GDP]])と結合している。 +[[アゴニスト]]が結合した[[受容体]]は[[コンフォメーション]]変化を起こし、α[[サブユニット]]は[[GDP]]を[[グアノシン三リン酸]]([[GTP]])に変換する。 +α[[サブユニット]]はβおよびγ[[サブユニット]]から分離して効果器[[タンパク質]]に作用する。 +α[[サブユニット]]は、結合した[[GTP]]を[[GDP]]にゆっくりと[[加水分解]]する。Gα-[[GDP]]は効果器[[タンパク質]]に対する親和性はなく、βおよび+γ[[サブユニット]]に再び結合し、反応は収束する。
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