健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
ラクトミン
紅麹菌
シトリニン
合成ヒドロタルサイト
制酸剤
制酸薬
タカジアスターゼ
カリウムイオン競合型アシッドブロッカー
PCAB
ボノプラザン
フードリテラシー
活性酸素
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*LDH(lactate dehydrogenase) [#a7f73dc8] [[血液検査]]の項目のひとつ。[[乳酸脱水素酵素]]や[[乳酸デヒドロゲナーゼ]]とも呼ばれる。 [[解糖系]]により生じる[[ピルビン酸]]を[[乳酸]]に[[還元]]する反応を[[触媒]]する[[デヒドロゲナーゼ]]。この反応と同時に[[NADH]]を[[酸化]]して[[NAD]]^{+}を再生する。[[嫌気的]]な条件のもとで[[NAD]]^{+}が枯渇するのを防ぐ働きを持つ。((解糖系の調節,および解糖系→クエン酸回路への道: http://www.bio.tottori-u.ac.jp/~mizobata/15-Seika2-5-Glycolysis-2.htm)) LDHを含む[[組織]]は多く、この値だけではどの[[組織]]で障害が起きているかを特定することは難しい。したがって、他の検査項目と組み合わせが重要となる。 >LDHはあらゆる[[組織]]に広く分布し、[[細胞]]の可溶性分画に存在する。LDH活性が[[血清]]中に増加するのは、いずれかの[[組織]]で[[組織]]の損傷が存在しLDHが[[血清]]へ遊出(逸脱)していることを意味している。… その他の[[酵素]]と組み合わせた[[酵素]]プロファイル(LDH/[[AST]]比など)は有用であり、[[スクリーニング]]の基本検査に含まれる。((乳酸脱水素酵素, LD(lactate dehydrogenase) : https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kouso/ld.htm)) >[[血清]]中の総LDH活性の上昇は、心、肝、[[腎]]などの各種疾患、[[悪性腫瘍]]、[[白血病]]、[[悪性貧血]]などに見られ、これらの疾患の診断、経過観察に参考になるが、特異性の低いのが欠点である。((乳酸脱水素酵素アイソザイム, lactate dehydrogenase isozyme: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kouso/ld_iso.htm)) **LDHの種類((東京理科大学 理工学部 応用生物科学科 田口研究室 乳酸脱水素酵素とは?: https://www.rs.tus.ac.jp/m-nakajima/investigation.html)) [#jf30a590] [[乳酸]]には[[鏡像異性体]]が存在するが、ひとつのLDHによって生成されるものは[[D体]]または[[L体]]のどちらか一方のみであり、以下の2つに分けられる。 -[[L-LDH]] -[[D-LDH]]
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*LDH(lactate dehydrogenase) [#a7f73dc8] [[血液検査]]の項目のひとつ。[[乳酸脱水素酵素]]や[[乳酸デヒドロゲナーゼ]]とも呼ばれる。 [[解糖系]]により生じる[[ピルビン酸]]を[[乳酸]]に[[還元]]する反応を[[触媒]]する[[デヒドロゲナーゼ]]。この反応と同時に[[NADH]]を[[酸化]]して[[NAD]]^{+}を再生する。[[嫌気的]]な条件のもとで[[NAD]]^{+}が枯渇するのを防ぐ働きを持つ。((解糖系の調節,および解糖系→クエン酸回路への道: http://www.bio.tottori-u.ac.jp/~mizobata/15-Seika2-5-Glycolysis-2.htm)) LDHを含む[[組織]]は多く、この値だけではどの[[組織]]で障害が起きているかを特定することは難しい。したがって、他の検査項目と組み合わせが重要となる。 >LDHはあらゆる[[組織]]に広く分布し、[[細胞]]の可溶性分画に存在する。LDH活性が[[血清]]中に増加するのは、いずれかの[[組織]]で[[組織]]の損傷が存在しLDHが[[血清]]へ遊出(逸脱)していることを意味している。… その他の[[酵素]]と組み合わせた[[酵素]]プロファイル(LDH/[[AST]]比など)は有用であり、[[スクリーニング]]の基本検査に含まれる。((乳酸脱水素酵素, LD(lactate dehydrogenase) : https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kouso/ld.htm)) >[[血清]]中の総LDH活性の上昇は、心、肝、[[腎]]などの各種疾患、[[悪性腫瘍]]、[[白血病]]、[[悪性貧血]]などに見られ、これらの疾患の診断、経過観察に参考になるが、特異性の低いのが欠点である。((乳酸脱水素酵素アイソザイム, lactate dehydrogenase isozyme: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kouso/ld_iso.htm)) **LDHの種類((東京理科大学 理工学部 応用生物科学科 田口研究室 乳酸脱水素酵素とは?: https://www.rs.tus.ac.jp/m-nakajima/investigation.html)) [#jf30a590] [[乳酸]]には[[鏡像異性体]]が存在するが、ひとつのLDHによって生成されるものは[[D体]]または[[L体]]のどちらか一方のみであり、以下の2つに分けられる。 -[[L-LDH]] -[[D-LDH]]
この用語を編集
/
画像添付