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*Rh血液型(Rh blood group) [#e7e3c627] 主に[[D抗体]]の有無によって[[血液]]を分類する[[血液型]]。ウサギの[[血清]]がアカゲザルの[[赤血球]]を[[凝集]]させ破壊する実験がこの[[血液型]]の発見に貢献したことから、Rhはアカゲザル(rhesus monkey)の頭文字から付けられた。((技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5))) [[D抗原]]を持つ場合を Rh(+) や RhD(+)、持たない場合を Rh(-) や RhD(-) と表現する。「[[Rh陽性]]」や「[[Rh陰性]]」という表現も用いられる。 厳密には、Rh血液型に関わる[[抗原]]には以下の6つがある。 -[[D抗原]] -[[d抗原]] -[[C抗原]] -[[c抗原]] -[[E抗原]] -[[e抗原]] この内、[[D抗原]]が最も強い反応を起こすため、[[D抗原]]の有無によって[[Rh陽性]]、[[Rh陰性]]と判別する。国内では、[[Rh陽性]]の人数が99.5%であり、[[Rh陰性]]の人はほとんどいない。 Rh血液型の場合、一度型の違う[[血液]]を輸血されても問題にはならないが、二回目の輸血では異常反応が起こる。また、二回目以降の妊娠にも関わる。 >Rh(+)とRh(-)の夫婦からはRh(+)の子供が生まれる。そして、Rh(+)の子を宿した母親の体内には、Rh型に反応する[[抗体]]ができてしまう。1回目の[[妊娠]]では問題ないが、2回目以降の[[妊娠]]では、母親の体内にできた[[抗体]]によって[[胎児]]は影響を受けてしまう。つまり、母親の[[抗Rh抗体]]が[[胎児]]の[[赤血球]]を破壊し、[[死産]]に追いやるのだ。現在ではこうした不幸なことが起こらないよう、第一子を出産したときに、[[抗Rh抗体]]ができないような処置がほどこされる。((技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5)))
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*Rh血液型(Rh blood group) [#e7e3c627] 主に[[D抗体]]の有無によって[[血液]]を分類する[[血液型]]。ウサギの[[血清]]がアカゲザルの[[赤血球]]を[[凝集]]させ破壊する実験がこの[[血液型]]の発見に貢献したことから、Rhはアカゲザル(rhesus monkey)の頭文字から付けられた。((技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5))) [[D抗原]]を持つ場合を Rh(+) や RhD(+)、持たない場合を Rh(-) や RhD(-) と表現する。「[[Rh陽性]]」や「[[Rh陰性]]」という表現も用いられる。 厳密には、Rh血液型に関わる[[抗原]]には以下の6つがある。 -[[D抗原]] -[[d抗原]] -[[C抗原]] -[[c抗原]] -[[E抗原]] -[[e抗原]] この内、[[D抗原]]が最も強い反応を起こすため、[[D抗原]]の有無によって[[Rh陽性]]、[[Rh陰性]]と判別する。国内では、[[Rh陽性]]の人数が99.5%であり、[[Rh陰性]]の人はほとんどいない。 Rh血液型の場合、一度型の違う[[血液]]を輸血されても問題にはならないが、二回目の輸血では異常反応が起こる。また、二回目以降の妊娠にも関わる。 >Rh(+)とRh(-)の夫婦からはRh(+)の子供が生まれる。そして、Rh(+)の子を宿した母親の体内には、Rh型に反応する[[抗体]]ができてしまう。1回目の[[妊娠]]では問題ないが、2回目以降の[[妊娠]]では、母親の体内にできた[[抗体]]によって[[胎児]]は影響を受けてしまう。つまり、母親の[[抗Rh抗体]]が[[胎児]]の[[赤血球]]を破壊し、[[死産]]に追いやるのだ。現在ではこうした不幸なことが起こらないよう、第一子を出産したときに、[[抗Rh抗体]]ができないような処置がほどこされる。((技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5)))
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