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*T細胞(thymus-derived cell) [#pdc8721b] [[胸腺]]に由来する[[免疫細胞]]。大きさは6〜15[[μm]]。[[寿命]]は4〜6ヶ月。[[胸腺]](thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。[[Tリンパ球]]とも。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) [[胸腺]]から出たばかりのT細胞([[ナイーブT細胞]])は、[[リンパ節]]内で[[マクロファージ]]や[[樹状細胞]]などの[[抗原提示細胞]]から受け取った[[抗原]]の情報を元に[[活性化T細胞]]に[[分化]]する。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学))((徳島大学先端酵素学研究所免疫系発生学分野 T細胞の分化と機能: http://www.genome.tokushima-u.ac.jp/dei/tcellreview.html)) T細胞は[[抗原]]([[病原体]]そのもの)を直接認識することができないため、[[抗原提示細胞]]から[[MHC]]を介して、T細胞の表面に存在する[[T細胞抗原受容体]]と言う[[膜タンパク質]]で[[抗原]]の情報([[抗原]]の破片である[[ペプチド]])を受け取る。[[キラーT細胞]]と[[ヘルパーT細胞]]では、認識する[[ペプチド]]が異なる。((近畿大学 医学部免疫学教室 わかる!独説免疫学: http://www.med.kindai.ac.jp/immuno/wakaru.htm#fig7))((国立大学法人 東京医科歯科大学 免疫Ⅱ - Tリンパ球: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/immunology2.htm))((技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25)) >[[T細胞]]に[[抗原]]が認識される場合,まず[[抗原]]は[[マクロファージ]],[[B細胞]]等の[[抗原提示細胞]]に取り込まれ[[ペプチド]]まで分解される.処理された[[ペプチド]]は[[抗原提示細胞]]上に発現する[[MHCクラスⅡ分子]]とともにT細胞[[レセプター]]に提示され,これによって[[抗原]]情報がT細胞へと伝達され,T細胞の活性化が起きる.このとき,T細胞レセプターは[[MHC]]と複合体を形成した線状の[[エピトープ]]としか反応しない.((抗原決定基(エピトープ): http://ci.nii.ac.jp/naid/130000051996)) 様々な[[サイトカイン]]を[[分泌]]し、[[免疫]]機能を調節している。中でも[[IL-21]]は、多くの[[免疫]]担当[[細胞]]に対して作用する。((山形大学 医学部 免疫学講座: http://www.id.yamagata-u.ac.jp/Imm/)) T細胞は[[核酸]]([[DNA]]、[[RNA]])によって直接活性化され、[[ナイーブT細胞]]から[[Th2細胞]]への[[分化]]が促進される。((アレルギー反応を引き起こす新たな誘導因子を発見 | 理化学研究所: http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140410_1/)) [[CD3]]を表面に持ち、これがT細胞であるかを区別するために重要とされる。 **T細胞の種類 [#ubce0951] -[[ナイーブT細胞]] -[[活性化T細胞]] --[[ヘルパーT細胞]] --[[キラーT細胞]]([[細胞傷害性T細胞]]) --[[制御性T細胞]]
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*T細胞(thymus-derived cell) [#pdc8721b] [[胸腺]]に由来する[[免疫細胞]]。大きさは6〜15[[μm]]。[[寿命]]は4〜6ヶ月。[[胸腺]](thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。[[Tリンパ球]]とも。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) [[胸腺]]から出たばかりのT細胞([[ナイーブT細胞]])は、[[リンパ節]]内で[[マクロファージ]]や[[樹状細胞]]などの[[抗原提示細胞]]から受け取った[[抗原]]の情報を元に[[活性化T細胞]]に[[分化]]する。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学))((徳島大学先端酵素学研究所免疫系発生学分野 T細胞の分化と機能: http://www.genome.tokushima-u.ac.jp/dei/tcellreview.html)) T細胞は[[抗原]]([[病原体]]そのもの)を直接認識することができないため、[[抗原提示細胞]]から[[MHC]]を介して、T細胞の表面に存在する[[T細胞抗原受容体]]と言う[[膜タンパク質]]で[[抗原]]の情報([[抗原]]の破片である[[ペプチド]])を受け取る。[[キラーT細胞]]と[[ヘルパーT細胞]]では、認識する[[ペプチド]]が異なる。((近畿大学 医学部免疫学教室 わかる!独説免疫学: http://www.med.kindai.ac.jp/immuno/wakaru.htm#fig7))((国立大学法人 東京医科歯科大学 免疫Ⅱ - Tリンパ球: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/immunology2.htm))((技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25)) >[[T細胞]]に[[抗原]]が認識される場合,まず[[抗原]]は[[マクロファージ]],[[B細胞]]等の[[抗原提示細胞]]に取り込まれ[[ペプチド]]まで分解される.処理された[[ペプチド]]は[[抗原提示細胞]]上に発現する[[MHCクラスⅡ分子]]とともにT細胞[[レセプター]]に提示され,これによって[[抗原]]情報がT細胞へと伝達され,T細胞の活性化が起きる.このとき,T細胞レセプターは[[MHC]]と複合体を形成した線状の[[エピトープ]]としか反応しない.((抗原決定基(エピトープ): http://ci.nii.ac.jp/naid/130000051996)) 様々な[[サイトカイン]]を[[分泌]]し、[[免疫]]機能を調節している。中でも[[IL-21]]は、多くの[[免疫]]担当[[細胞]]に対して作用する。((山形大学 医学部 免疫学講座: http://www.id.yamagata-u.ac.jp/Imm/)) T細胞は[[核酸]]([[DNA]]、[[RNA]])によって直接活性化され、[[ナイーブT細胞]]から[[Th2細胞]]への[[分化]]が促進される。((アレルギー反応を引き起こす新たな誘導因子を発見 | 理化学研究所: http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140410_1/)) [[CD3]]を表面に持ち、これがT細胞であるかを区別するために重要とされる。 **T細胞の種類 [#ubce0951] -[[ナイーブT細胞]] -[[活性化T細胞]] --[[ヘルパーT細胞]] --[[キラーT細胞]]([[細胞傷害性T細胞]]) --[[制御性T細胞]]
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