最近更新された用語
関連する用語
酸の平衡定数。単に解離定数とも呼ばれる。Ka または、その逆数の常用対数である pKa で表記される。Ka が大きいほど(pKa が小さいほど)強い酸である。例えば、以下の物質の酸解離定数は表の通り。物質の名称酸解離定数(pKa)水15.74酢酸4.74ギ酸3.75硫酸-3.0塩酸-8.0温度によっても酸解離定数は変動する。例えば、水素を含むある電解質(HA)が以下の様に電離するとする。HA + H2O = H3O+ + A− (式1)ここで(式1)の右辺のヒドロニウム(H3…
最も単純なカルボン酸。蟻酸とも表記される。示性式は HCOOH他の脂肪酸と異なり、アルデヒド基による還元性を持ち、強い酸性度(低いpKa)を示す。天然には蟻や蜂などの毒腺中やイラクサ、松、モミの葉などの植物に含まれる。産業分野では燃料や化学製品、エネルギー貯蔵媒体として利用される。ギ酸脱水素酵素によって二酸化炭素からギ酸を人工的に生成できる。建材のホルムアルデヒドの酸化によって生成されるため、室内大気中に存在する。皮膚や粘膜に対する強い刺激性があり、アレルギー様症状を引き起こ…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。