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化学修飾されたRNAの代謝産物として生体に存在するヌクレオシド誘導体。強力な受容体シグナル応答を引き起こし、アレルギーなどの炎症を惹起することが報告されている。スプライソソームとmRNA前駆体の相互作用において、U6 snRNAのN6-メチルアデノシン修飾が特定の塩基配列を持つイントロンとの結合を安定化させスプライシングの効率を上げることが確認されている。タグ:
snRNAに結合するタンパク質群。300種類の存在が確認されている。スナープや核内低分子リボ核タンパク質とも。RNAプロセシング中のスプライシングは、snRNPがmRNA前駆体上に集合し、スプライソソームを形成し、snRNP中のsnRNAの関与によって開始される。
mRNAの成熟化過程(スプライシング)で必須の役割を果たすRNA。snRNAとも。MED26がLECを介して、RNAポリメラーゼⅡによるsnRNA遺伝子の転写を制御することが報告されている。一般的なGT-AG型イントロンのスプライシングの場合、以下の5種類が関わる。-U1-snRNA-U2-snRNA-U4-snRNA-U5-snRNA-U6-snRNA
細胞核内におけるmRNA前駆体のスプライシングを行う、核内低分子RNA(snRNA)とタンパク質の複合体。リボソームと同様に核酸とタンパク質超分子複合体。スプライソソームは主に5種類のsnRNA(U1-snRNA、U2-snRNA、U4-snRNA、U5-snRNA、U6-snRNA)と多数のタンパク質から構成される。U1-snRNAやU2-snRNAはスプライス部位の初期認識に必要とされる。
核質に存在し、メッセンジャーRNA(mRNA)の転写を担当するRNAポリメラーゼ。hnRNAやsnRNAを合成する。PolⅡやRNAPⅡとも。RNAポリメラーゼⅡがRNAを転写伸長する過程で様々な要因で一時停止する。一時停止したRNAポリメラーゼⅡがRNA合成を再開するためには転写伸長因子が必要。DSIFおよびNELFは協調してRNAポリメラーゼⅡに作用し、転写伸長を一時停止させる活性を持つ。
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