β-ヒドロキシ酪酸(βーhydroxybutyric acid) †
ケトン体のひとつであるカルボン酸。ヒドロキシ基がカルボニル基のβ位に結合したヒドロキシ酪酸。3-ヒドロキシ酪酸とも呼ばれる。
グルコースが使用できない飢餓時にエネルギー源となる。また、飢餓や糖尿病において、脂肪酸の受容体であるGPR41を抑制することで交感神経を抑制してエネルギーの消費を抑える働きを持つ。*1
血中に存在する代謝産物で、ケトン体の一つ。ヒトでは絶食・飢餓時にエネルギー源が枯渇すると肝臓でアセチルCoAから作られ、脳のエネルギー源として使われます。*2
*1脂肪酸受容体GPR41によるエネルギー調節機構の解明 — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/110426_1.htm
*2研究情報 | 九州大学 医学部・大学院医学系学府・大学院医学研究院: http://www.med.kyushu-u.ac.jp/app/modules/information/detail.php?i=921&c=10
*2研究情報 | 九州大学 医学部・大学院医学系学府・大学院医学研究院: http://www.med.kyushu-u.ac.jp/app/modules/information/detail.php?i=921&c=10
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このページの最終更新日時: 2018-01-30 (火) 12:22:10