アグーチ関連ペプチド(agrouti-related peptide : AgRP) †
摂食行動を促進するペプチド。弓状核に存在する神経細胞から分泌される。
神経ペプチドYやγ-アミノ酪酸(GABA)よりも長期(数日~1週間)にわたる摂食亢進効果を持つ。*1
α-MSHの受容体のひとつである4型メラノコルチン受容体(MC4R)に結合し、α-MSHの摂食抑制作用を拮抗阻害して摂食を亢進させる。*2
*1東京大学大学院農学生命科学研究科 研究成果 脳内で長期間にわたって摂食量を高める仕組みの解明: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2016/20160113-1.html
*2食欲調節の中枢神経機構 新見道夫 香川県立保健医療大学保健医療学部臨床検査学科: https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180515145305.pdf?id=ART0010024891
*2食欲調節の中枢神経機構 新見道夫 香川県立保健医療大学保健医療学部臨床検査学科: https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180515145305.pdf?id=ART0010024891
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このページの最終更新日時: 2018-09-01 (土) 13:52:51