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イミダプリルの活性代謝物。
血液中および組織中のアンジオテンシン変換酵素活性を阻害し、アンジオテンシンⅡの生成を抑制する。*1
関連する用語
アンジオテンシンのひとつ。アンジオテンシン変換酵素によってアンジオテンシンⅠから生成される。血管収縮作用や血圧上昇作用を持つため、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は降圧薬として使用される。時に心血管系組織障害をもたらす。また、副腎のアルドステロンの分泌を介して腎臓でのナトリウムの体内貯蔵を促す。アンジオテンシンⅡは、AT1受容体を介して細胞内カルシウムおよびジアシルグリセロールの上昇と、それに続くPKC-NADPHオキシダーゼ経路の活性化を惹起することが知られている。…
高血圧の治療に用いられるアンジオテンシン阻害剤。この塩酸塩の商品名はタナトリル。体内で加水分解によって活性代謝物であるジアシド体(イミダプリラート)に変換され、これがアンジオテンシンⅡの生成を抑制する。
アンジオテンシンⅠをアンジオテンシンⅡに変換する反応を触媒するカルボキシペプチダーゼ。亜鉛を活性中心に持ち、また、2つの活性中心を持つ。高血圧や心不全の治療薬として、この酵素の働きを阻害するアンジオテンシン変換酵素阻害薬がある。肉芽腫内のマクロファージはアンジオテンシン変換酵素を産生し、それがマクロファージの活性化を変化させて肉芽腫形成を促進する。-ACE1-ACE2
ある物質の代謝によって生成する、その元の物質(前駆体)とは異なる作用を有する物質のこと。薬理作用や毒性が代謝によって変化する薬剤の成分について言う。活性代謝物が前駆体と同じ作用を持つことがもあれば、全く異なる作用を持つ場合もある。プロドラッグの作用は活性代謝物を利用したもの。タグ:
数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。
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