健康用語WEB事典

カスカラサグラダ(cascara sagrada, Rhamnus purshiana)

アントラキノン配糖体を有効成分とし、下剤として使用されるクロウメモドキ科の植物。腸内細菌代謝によって下剤としての活性が現れる。商品名は新ウィズワンなど。*1*2*3

副作用として中毒肝炎が報告されている。*4

*1世界の下剤を求めて なぜ、アレキサンダー大王はソコトラ島に遠征したのか 服部征雄 先生(専攻:和漢薬学): https://www.sc.ouj.ac.jp/center/toyama/upload/H25-1%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC.pdf
*2カスカラサグラダ流エキス: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2354001X1022_1_01/
*3医薬品医療機器情報提供ホームページ 新ウィズワン: http://www.info.pmda.go.jp/ogo/J1201000300_01_02
*4「健康食品」の安全性・有効性情報〔国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所〕 カスカラサグラダ (Cascara Sagrada) を含む製品による重度の中毒性肝炎の症例報告: https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail1344.html

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このページの最終更新日時: 2019-02-13 (水) 14:21:44