健康用語WEB事典

カテコールアミン(catecholamine)

カテコール化学構造を骨格として、それにアミノ基が結合した構造を持つ有機化合物の総称。神経伝達物質のグループのひとつ。カテコラアミンカテコラミンとも。*1

神経組織副腎髄質においてチロシンより合成される。*2

カテコールアミンは主に副腎交感神経に存在し、ヒトの体内では以下の3種類(とその誘導体)が確認されている。*3

副腎から分泌され、血圧の調節をするホルモンとしても働く。*4

*1行動・学習・疾患の神経基盤とドパミンの役割: https://www.waseda.jp/wias/eng/achievement/bulletin/data/y_edagawa_2009.pdf
*2長崎大学原爆後障害医療研究所 細胞機能解析部門 分子医学研究分野 各論 心血管内分泌: http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/genetech/genkenbunshi/pdf/H24.1.4.pdf
*3カテコールアミン, CA (catecholamine): https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/fukukou/catec.htm
*4副腎|ホルモンとは|患者さまへ|東京女子医科大学 高血圧・内分泌内科: http://www.twmu.ac.jp/TWMU/Medicine/RinshoKouza/021/patient/hormone/p09.html

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このページの最終更新日時: 2019-05-03 (金) 15:31:11