最近更新された用語
転写を抑制する転写制御因子。
関連する用語
遺伝子発現によるタンパク質の合成過程において、DNAからRNA(mRNA)を合成する段階のこと。二本鎖のDNAのうち一本を鋳型とする。転写を触媒する酵素はRNAポリメラーゼ、転写を促進するタンパク質は転写因子と呼ぶ。真核生物では基本転写因子と呼ばれるタンパク質が転写にが必要。転写によってできたmRNAからアミノ酸配列を作成する過程は翻訳と呼ばれる。原核生物では転写と翻訳(タンパク質合成)は同時に進行する。真核生物では、DNA結合活性をもつアクチベーターあるいはリプレッサータン…
PPARのひとつ。脂肪細胞の分化に関わる転写因子となる核内受容体。白色脂肪組織において脂肪酸をトリグリセリド(中性脂肪)として貯蔵する際に重要な役割を担っている。PPARγを活性化することでTNF-αやレプチンの産生が抑制される。フラボンであるアピゲニンやクリシンおよびフラボノールであるケンフェロールによって活性化される。DHAやEPAはPPARγを弱く活性化する。レチノイドX受容体(RXR)とヘテロダイマーを形成して,リガンド依存的に標的遺伝子のプロモーターに結合し,コリプ…
コリプレッサーおよびコアクチベーターのどちらとしても機能する転写制御因子。
転写に関わる以下の因子の総称。主に転写因子を指す。転写調節因子とも呼ばれる。-転写因子-転写補助因子-クロマチン再構成因子転写制御因子生物の遺伝子を構成しているDNAの特定の領域に単体もしくは複合体を形成して結合し、遺伝情報を写し取る反応(転写)のON/OFFを制御するスイッチとして働くタンパク質の総称。転写された情報をもとにタンパク質が合成される(翻訳)。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。