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レチナールを色素とする膜タンパク質。微生物からヒトにまで広く保存されている。網膜に存在する光受容体として働くイオンポンプ。11-シス-レチナールがオプシンのアミノ酸残基とシッフ塩基を形成し、さらにシッフ塩基がプロトン化された構造を持つ。ビタミンAはロドプシンの補酵素として働き、視細胞の働きを補助する。タグ:
レスベラトロールの代謝によって生じるポリフェノール。レスベラトロールにヒドロキシ基が結合した構造を有する。パッションフルーツの種子に多く含まれる。BMI25以上の男性においてその服用はインスリン感受性増加、血圧低下、脈拍減少などを示すことが報告されている。また、血管を柔軟に拡張・収縮させる、メラニン形成抑制、コラーゲン産生促進、疲労感緩和などの効果が確認されている。シッフ塩基を介してタンパク質重合体を生成するリジルオキシダーゼ様活性作用を有し、そのタンパク質重合体が自然抗体に…
ビタミンB6の誘導体であるピリドキサールリン酸を補酵素とする酵素の総称。B6酵素のほとんど全てはアミノ酸代謝に関連し、多くの酵素に4-アルデヒド基が基質となるアミノ酸のα位のアミノ基を介してシッフ塩基(アルドイミン)結合を形成する。一般のB6酵素はアルドイミン結合を水素化ホウ素ナトリウムで還元すると完全に失活するが、ホスホリラーゼでは50%以上の活性が保持されることが知られている。
ビタミンB6のひとつ。ピリドキサールがリン酸化した誘導体。様々な酵素の補酵素として働く。リン酸ピリドキサールや活性型ビタミンB6、ピリドキサール-5′-リン酸とも呼ばれる。活性中心のあるリジン残基にシッフ塩基結合した内部アルジミン構造を持つ.ピリドキサールリン酸(PLP)はアミノ基転移,脱炭酸,ラセミ化,α,β位またはγ位の共有結合の切断または形成などに関与し,さらにラジカル転移にも関与し,多様性を発揮できる点でユニークであり,その反応メカニズムは魅力的な謎に満ちている.どの…
炭素と窒素が二重結合した以下の化学構造を基本とする有機化合物の総称。シッフ塩基とも呼ばれる。イミンの窒素が陽イオン化して新たに原子団(または水素)が結合した構造を持つ場合はイミニウムと呼ばれる。カルボニル基を持つ化合物のアナログであり、同様の付加反応を起こしやすい。
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