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センノシドのひとつ。大黄甘草湯の下剤作用の有効成分。熱によって分解しやすい。*1
関連する用語
刺激性下剤のひとつ。マメ科の植物であるセンナに含まれる。大腸において腸内細菌の作用によりレインアンスロンが産生され、それが大腸の蠕動運動を亢進させる。作用の発揮には服用後8~10時間かかる。商品名はプルゼニド。-センノシドA-センノシドBタグ:
センノシドのひとつ。センノシドAと同様に下剤としての作用を持つ。
センノシドAおよびセンノシドBの商品名(サンファーマ株式会社)。タグ:
アクアポリンのひとつ。AQP3の発現増加は便秘に関わることが報告されている。大腸において、センノシドAはAQP3の発現量を低下させることで下剤活性を示し、逆にモルヒネはその発現量を増加させることで便秘を引き起こすとされる。
センノシド類が腸内細菌による代謝を受けることで生じる、刺激性下剤としての作用を持つ有機化合物。大腸において酸化物のレインとなる。大腸の蠕動を促進する。大黄甘草湯の下剤作用はセンノシドAを中心としたセンノシド類が腸内細菌によってレインアンスロンに代謝されることで起こる。マクロファージを活性化してPGE2を分泌させ、それが大腸粘膜上皮細胞に作用することでAQP3の発現を低下させることが報告されている。
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