健康用語WEB事典

ニューロメジンS(neuromedin S : NMS)

ニューロメジンのひとつ。中枢神経系脾臓精巣発現するペプチド

視床下部に存在する神経細胞から産生され、神経投射する脳幹へ作用して様々な調節を行うことが示唆されている。*1

マウスの脳室内投与では、ニューロメジンUより10倍強くα-MSH分泌を誘導し、強力な摂食抑制作用を示すとされる。また、視交叉上核発現し、概日リズムの制御に関わる。*2

*1KAKEN — 研究課題をさがす | ニューロメジンSの新しい生体調節機構の解明 (KAKENHI-PROJECT-23791065): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23791065/
*2シリーズ 新しい内分泌現象 ニューロメジンSとその多様な機能: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nl2008jsce/37/142/37_142_124/_pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


ニューロメジンSに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-09-01 (土) 12:10:04