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パラチノース(palatinose)

グルコースフルクトースα-1,6結合によって結合した二糖類スクロース異性体イソマルツロースとも呼ばれる。*1

パラチノース(イソマルツロース)の化学構造

スクロースと同じカロリーでありながら、血糖値の上昇とインスリン分泌量が有意に低い。また、虫歯う蝕)の原因にならない。*2*3

パラチノースに水素を添加した還元パラチノース甘味料として使用される。

*1Studies on absorption and metabolism of palatinose (isomaltulose) in rats. - PubMed - NCBI: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20807468
*2天然二糖類イソマルチュロース(パラチノース®)及びスクロースが健常人の血糖およびインクレチン分泌に与える影響 長町亜耶: http://www.hyo-med.ac.jp/library/faculty/graduate_college/paper/h25/638.pdf
*3KAKEN — 研究課題をさがす | 機能性糖質甘味料の歯がためクッキーへの応用 (KAKENHI-PROJECT-22500750): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22500750/

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このページの最終更新日時: 2020-09-03 (木) 16:46:32