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糖と糖以外の化合物が結合してできる化合物の総称。グリコシドとも呼ばれる。配糖体を構成する糖ではない部分（配糖体からグリコシル基を除いた部分）をアグリコンと呼ぶ。最も単純な配糖体はO-メチルグルコース。糖が結合した化合物は水に溶けやすくなったり、元の化合物より安定性が増大したりといった利点がある。糖とアグリコンの結合の仕方によって以下のように分類される。-O-配糖体（可逆的な配糖体）-C-配糖体（非可逆的な配糖体）

赤色および黄色のインドール化合物の総称。植物四大色素のひとつ。キヌアやビーツ、ホウレンソウ、オシロイバナ、ケイトウ、マツバボタン、ブーゲンビレア、サボテンの花などのナデシコ目に属する限られた植物や一部の菌類だけが合成する。植物の外部環境への適応に重要とされる。色合いによって以下の2つに大別され、食品添加物として利用される。-ベタシアニン（赤色から紫色）-ベタキサンチン（黄色から橙色）ベタレイン生合成の出発物質はチロシンであり、チロシンからL-ドーパを経て生成されるベタラミン酸…

ベタレインのうち、赤色から紫色を呈すもの。ベタラミン酸にシクロドーパおよびその配糖体が結合した構造を基本骨格とする。ベタニンやアマランチンがある。

ベタシアニンの一種。ベタニンのアグリコン。ベタラミン酸とシクロドーパから生合成される。

ヒユ科ヒユ属のアマランサスやキヌアが生成する、赤色のベタレイン色素。ベタニンにグルクロン酸が結合した化学構造を有する。乳がん細胞やHIV-1の活性阻害効果を持つことが報告されている。

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