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マイスナー小体(Meissner's corpuscles)

機械受容器のひとつ。に多く、規則的に配置されて存在する。Aβ線維につながる。*1*2

マイスナー小体は、神経終末が螺旋状に巻かれた楕円形の構造を持つ。この構造によって皮膚中に横ずれを生じさせる力を検出する。*3

低周波の振動を知覚し、数10Hzで最高感度となる。長さ20~150μm、直径40~70μm*4

*1前野隆司 慶應義塾大学 ヒト指腹部と触覚受容器の構造と機能: http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/previoushp/Maeno/rsj2000.pdf
*2国立大学法人 東京医科歯科大学 21.体性表面感覚Ⅰ 機械受容性感覚: http://www.tmd.ac.jp/med/phy1/ptext/somat_1.html
*3「触る」ということ -ヒトとロボットの触覚- 慶應義塾大学理工学部機械工学科 白土寛和 前野隆司: http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/previoushp/Maeno/hyoumen2003.pdf
*4ヒトの触覚のメカニズム 電気通信大学 知能機械工学科 下条誠 専門:ロボティクス・メカトロニクス 人間工学: http://www.rm.mce.uec.ac.jp/sice/2006HapticsCommiteePPt.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-08-25 (土) 09:23:36