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整腸作用を持つ乳酸菌(エンテロコッカス・フェカリス)。白色〜わずかに黄褐色の粉末。*1
関連する用語
腸内環境(腸内細菌のバランス)を整え、それによって便通を正常化すること。整腸作用を発揮する食品の有効成分は乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維に大別される。
エンテロコッカス属のグラム陽性菌。通気嫌気性の連鎖球菌。1984年以前はストレプトコッカス属に分類されていた。フェカリス菌やフェーカリス菌とも呼ばれる。ヒトの腸内で増殖することができ、定着性にも優れた乳酸菌。アグマチンを利用してATPを産生する機構を持ち、その機構によるエネルギー生成の副産物としてプトレッシンを腸内に放出する。尿路の感染症の原因菌でもある。
糖類(特にオリゴ糖)を嫌気呼吸によって代謝してエネルギーを得て、乳酸を放出する細菌の総称。特定の細菌を指す名前ではない。乳酸菌の多くは通性嫌気性。乳酸菌の厳密な定義は「グラム陽性の桿菌または球菌で、カタラーゼ陰性、運動性なし、内生胞子を形成せず、消費したグルコースの50%以上を乳酸に変換し得る細菌」乳酸菌は、自然界のあらゆる環境に生息しており、200種類以上が確認されている。自然環境に存在する乳酸菌を分離して、有用物質を生産する菌を見つけることで、それを食品などに利用する。乳…
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