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心房を主体とした不整脈。*1
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発作性上室性頻拍の一種。ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群とも。心電図でδ波が観測されるのが特徴。患者は副伝導路であるケント束が心房と心室の間に存在し、それが原因となり不整脈が発生する。
心室以外の心臓の組織(心房など)が原因で、突然脈拍が速くなり、しばらく続いたあとに突然止まるという症状が出る疾患。房室結節あるいは心房心室間の副伝導路が関与して発生するもので、いずれもリエントリーが原因。上室性不整脈のひとつで、以下の疾患が含まれる。-房室結節回帰性頻拍-WPW症候群-心房頻拍-心房細動
不整脈のひとつ。通常よりも心拍数が多くなる現象。頻脈とも。頻脈は原因の違いによって以下のように分けられる。-上室性頻拍(心房)-心室性頻拍(心室)
心臓上部の左右に1つずつ存在する部位。左の心房を左心房、右の心房を右心房と呼ぶ。全身から戻ってきた(大静脈)血液は右心房に流れ込み、その下にある右心室を通って肺に向かう。肺から戻ってきた(肺静脈)血液は左心房に流れ込み、その下にある左心室に流れ込む。
心臓が脈を打つリズムである心拍数が乱れる症状。心臓の脈は一分間に60回から100回ほど打つのが正常とされるが、心臓の電気信号の乱れによりカルシウムイオンの動き(カルシウムトランジェント)に異常が起こり、脈のリズムが乱れると考えられている。発生する部位が心房か心室かによって、上室性不整脈と心室性不整脈に分けられる。不整脈は、異常な心筋から電流が生じたり、傷んだ心筋の周囲を電流が旋回することによりおこります。不整脈には、心房から出現する上室性不整脈(房室結節リエントリー頻拍、房室…
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