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全ての椎骨に存在する、上向きに伸びる突起。左右1つずつある。
一つ上の椎骨が持つ下関節突起と関節を形成する。
関連する用語
椎骨の背中側を構成する骨。椎体の後ろに位置し、椎体との間の空間に脊髄(脊柱管)が通る。椎弓の後ろから突き出している骨を棘突起、左右に伸びている骨を横突起と呼ぶ。また、椎間関節を作る上関節突起と下関節突起が存在する。椎骨で脊髄が圧迫される場合、椎弓を削ったり後にずらしたりする手術が行われることがある。
複数の骨の連結部分。関節は関節包と呼ばれる丈夫な緻密結合組織性の袋で包まれており、関節包の中(関節腔)は滑膜から分泌される滑液と呼ばれる液体で潤されている。関節腔の中に入る骨の端は関節軟骨で覆われている。また、これらで先が尖っているものを関節頭、先が窪んでいるものを関節窩と呼ぶ。出典: PHP研究所 順天堂大学医学部教授 坂井建雄 監修 骨のひみつ 人体のしくみがよくわかる! 2015/9/7関節の種類名部位車軸関節首、前腕球関節肩、股楕円関節手首、顎蝶番関節指、肘、膝鞍関節…
椎骨に存在する、下に伸びる突起。ひとつ下の椎骨の上関節突起と関節を構成する。
脊椎を構成する骨。椎体と椎弓から構成される。下図は胸椎の椎骨の構造。24個(頚椎〜腰椎)の椎骨が重なって脊椎となる。椎体と椎弓の間の空洞(椎孔)に神経(脊髄や神経根)が通る。椎骨は椎間関節と椎体の間の椎間板と靱帯によって連結されている。椎体の前部側にある前縦靱帯と、椎体の後部側にある後縦靱帯があり、前者は背骨が後方にそり過ぎないように働いており、後者は背骨が前方に曲がり過ぎないように働いている。また隣り合う棘突起どうしを連結している棘間靱帯と棘上靱帯があり、両者はともに背骨が…
腰椎の椎骨にあった本来の横突起の名残。腰椎の横突起は本来、この部の肋骨に相当するもので肋骨突起といい、本来の横突起は上関節突起の外側から後方に向かう小さな隆起として残っており、乳頭突起とよぶ。
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