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生体膜などの膜をそのままでは通過できない分子を、選択的にトランスポーターなどのキャリア(担体)によって移動させる輸送形態。濃度勾配に従って輸送するためエネルギーを消費しない。促進拡散とも。単純拡散より数10倍早く輸送され、濃度が平衡状態となる。複数のグルコーストランスポーターが促通拡散を行う。
細胞膜に存在し、細胞内外の物質の輸送に関わる膜タンパク質の総称。輸送体や輸送担体とも。トランスポーターを標的とする医薬品は作用が強力であるため多く使用される。濃度勾配に従って物質を輸送するものを受動輸送体、濃度勾配に逆らってエネルギーを使って物質を輸送するものを能動輸送体と呼ぶ。トランスポーターは、一般的に12回膜貫通構造を有する膜タンパク質であり、現在、約400種のヒト型トランスポーター遺伝子が知られる。トランスポーターの輸送様式は、促進拡散と一次性能動輸送、二次性能動輸送…
グルコーストランスポーターのひとつ。フルクトースを選択的に取り込む膜輸送体。腸管上皮細胞の頂端膜や精子に発現する。促進拡散によって吸収を行う。SGLT1とともに小腸の絨毛上皮から単糖類を吸収する機能を担う。二型糖尿病患者では、骨格筋と小腸においてGLUT5の発現が顕著に亢進する。
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