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傷など炎症部分に膿が生じること。
関連する用語
中血管炎のひとつ。全身の動脈に起こるが、特に冠動脈に起こる。1967年に川崎富作によって報告された。4歳以下の乳幼児に見られる子どもの代表的な炎症性疾患。1歳前後に好発する。皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS)とも。主な症状は5日以上続く発熱、目(眼球結膜)の充血、唇や舌の発赤、苺舌、首のリンパ節の腫れ、発疹、手足の発赤や腫れ、硬性浮腫、指先の皮膚が剥ける膜様落屑など。BCG注射箇所が赤く腫れ上がる。目や唇の赤みは非常に強い。頚部リンパ節の腫れは化膿性の頚部リンパ節炎に似ている…
指先の傷口から病原体が感染することで起こる赤化と化膿。単純ヘルペスウイルスの感染による瘭疽(ヘルペス性瘭疽)は医療従事者の職業性疾患(職業病)として知られている。タグ:
手の爪の周りの皮膚が自然に剥ける症状。皮膚の乾燥や栄養不足が原因となって起こる。ささくれとも呼ぶ。病原体が感染すると赤く化膿する瘭疽の原因となる。タグ:
ナイアシン(ニコチン酸)の欠乏症。スペイン語で「荒れた皮膚」を意味する。激しい皮膚炎や下痢、脳障害が起こる。ナイアシンの含まれないトウモロコシのみで栄養を摂取しようとすることで発症することが知られており、18〜19世紀のヨーロッパで流行した。この病気にかかると、まず身体が化膿した傷でボロボロになり、次に気がおかしくなり、最後は死に至る。ペラグラ病は、まず一七三〇年ごろスペイン(アストゥリアス地方)に見られ、少し時代が下ると、フランスやイタリア北部でも見られるようになる。とりわ…
ヘモフィルス・インフルエンザの型のひとつであり、この細菌による感染症の95%を占める。細菌性髄膜炎の原因細菌。感染症はほとんどが5歳未満に起こり、肺炎や敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎などの重篤な疾患の原因となる場合がある。莢膜多糖としてポリリボシルリビトールリン酸(PRP)を有する。ワクチンとしてヒブワクチンがある。Hibの94%がヘモシンを産生する。Hibの全てがIgA1プロテアーゼを産生する。
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