健康用語WEB事典

基質特異性(substrate specificity)

酵素が特定の化合物または特定の反応だけを触媒する性質のこと。これはタンパク質高次構造によるもの。

酵素触媒反応の特徴は、「一つの化学反応に対して一つの酵素」という反応物を厳密に選択する性質(基質特異性)があるということです。*1

抗体においては、特定の抗原としか結合しない性質のことを指す。

基質特異性が高いほど、特定の反応にしか関わらないことを意味する。

*1技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)

ご意見・ご要望をお聞かせください。


基質特異性に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:09:10