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炎症を抑制するサイトカイン。IL-10など。抗炎症性サイトカインとも。*1
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骨髄やリンパ節など網内系における、組織球やマクロファージによる血球の貪食を特徴とする疾患。血球貪食性リンパ組織球症とも。マクロファージは通常、死んだ血球のみを貪食するが、血球貪食症候群では生きている血球を貪食するようになる。発熱や倦怠感、肝脾腫、リンパ節腫脹、黄疸、皮疹、痙攣、意識障害。原発性でないものは感染症や悪性腫瘍、自己免疫疾患などによって成人にも発症する。例えば、EBウイルスやサイトメガロウイルス、HIVなどの感染によって引き起こされる。樹状細胞による血球の貪食自体は…
免疫細胞が分泌する、細胞の増殖や分化、活性化、抑制などを制御する、分子量が6,000~60,000(8,000〜30,000とも)のタンパク質または糖タンパク質の総称。ホルモンと作用は似ているが、ホルモンとは違って主に近くの細胞に作用する。病原体の侵入を受けた組織や貪食を行った白血球から分泌され、他のマクロファージなどが集まる目印となる。また、血管を広げて血流を促す。血管が広がることで血漿が血管内皮細胞の間から漏れ出すようになり、腫れが生じて神経が圧迫されるため痛みが現れる(…
T細胞やB細胞、マクロファージ、樹状細胞やT細胞などが産生するインターロイキン。主にTh2細胞が産生する。抑制性サイトカインのひとつ。Th1細胞のIFN-γの産生やマクロファージのサイトカイン(IL-1、IL-6、IL-12、TNF2)の産生、CD80/CD86の発現などを抑えて免疫応答を抑制する機能を持つ。制御性B細胞の機能に重要。IL-10の発現はE4BP4によって制御される。
抑制性サイトカインを参照。
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
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