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野菜?の一種。多年草や越年草の地下貯蔵器官で食用となるもの。*1
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スフィンゴ脂質のひとつ。セラミドの前駆体。多くの真菌が持ち、その増殖や出芽、環境適応、病原性への関与が示唆されている。食品では穀物や豆類、根菜、果実などの植物由来のものや麹、酒粕に含まれる。小腸では分解されず大腸で分解され、腸内細菌に良い影響を与えるとされる。肌の保湿効果がある。また、酵母のストレス耐性などを高める働きをすることが確認されている。グルコシルセラミドを加えた酵母では膜のパッキング度合いが低下していることが明らかになった。これらの結果から、麹は酵母にデンプンの糖化…
かつてはビタミンB13と呼ばれたウレイド。オロト酸とも。人体内でピリミジンヌクレオチドの生合成において途中で生成される中間代謝産物であることが後に確認されたため、ビタミンではなくなった。ウリジン三リン酸に代謝される。牛乳などの乳製品やニンジンなどの根菜に多く含まれる。ラットにオロチン酸を与えると脂肪肝が生じるが、これはラット特有の現象とされる。この脂肪肝の生成はアデニンや魚油、ヘミセルロースなどによって抑制される。人体においては肝臓や腎臓でOAT4によって取り込まれる。
中国原産のヒガンバナ科の多年草。鱗茎が食用や生薬として用いられる。生薬名はガイハク(薤白)。含硫化合物(メチルアリルトリスルフィド、ジメチルトリスルフィド、メチルプロピルジスルフィド)を含む。栝楼薤白白酒湯、栝楼薤白湯などの漢方に含まれる。食欲不振には生のラッキョウ、腹痛などには1日5~10gに300mLの水を加え、3分の1の量になるまで煎じたものを服用する。
南アメリカ大陸原産のヒルガオ科サツマイモ属のツル性多年草。温帯では一年草。根(芋)が食用となる。カンショ(甘藷)とも。漢字では薩摩芋。国内では鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県が主な生産地。サツマイモの貯蔵適温は13℃前後とされ、8℃以下では低温傷害が生じることが知られている。皮むき焼き芋100gあたりの主な栄養。成分名含有量水分58.1gタンパク質1.4gデンプン13.1gグルコース0.4gフルクトース0.4gスクロース4.7gマルトース15.8gカリウム0.54g
熱帯アジア原産のショウガ科の多年草。根茎が食品や生薬(漢方)として用いられる。漢字では生姜や生薑。生薬としては、根茎をそのままもしくは周皮を除いて乾燥させたものをショウガ(ショウキョウ)と呼び、根茎を湯通しまたは蒸したあとに乾燥させたものをカンキョウ(乾姜)と呼んで区別する。α-ジンギベレンやβ-ビサボレン、辛味成分としてジンゲロール、ショウガオールなどを含む。体温を上昇させる作用を持つ。干したショウガには鎮痛、鎮咳、解熱などの作用があるとされる。生ショウガ中の6-ジンゲロー…
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