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毛球を取り囲む細胞群。毛と毛包の区別はなく、盛んに分裂して毛の伸長および毛包の細胞の更新を行う。*1
関連する用語
体に生える細い糸状のタンパク質線維。-毛髪(頭髪)-眉毛-体毛ヒトの毛の数は全身で約500万本であり、その内頭髪は約10万本とされる。毛球内の毛母細胞が分裂してできる、毛髄質、毛皮質、毛小皮から構成される。
毛根を包む円筒状の表皮の鞘。毛髪を作る、毛を取り囲む組織。ケラチノサイトで構成される鞘状構造。毛嚢とも表記される。奥に毛乳頭が存在する。毛乳頭が毛母細胞に働きかけ、毛母細胞が増えて表皮の上に出たものが毛髪となる。近年、毛髪疾患の最先端の治療として、生体外で毛髪を作り出す種となる毛包を再生し、それを移植する毛髪再生医療が注目されている。一般的に毛包は、胎児期において外胚葉由来の上皮系細胞と、中胚葉由来の間葉系細胞との相互作用により発生することが知られている。
毛の根元にある、毛と毛包が一体となって球状に膨らんだ部分。毛球内で毛母細胞が分裂して毛を構成する。真皮と皮下組織の境界に位置する。毛球の底の皮下組織部分に毛乳頭が存在する。
毛球の底に存在する毛乳頭細胞の集合体。毛乳頭を直接囲んでいる細胞群を毛母基と呼ぶ。
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
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