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組織液のこと。
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骨や腎臓、血管壁、血清、母乳など様々な組織に存在する結合性の酸性リン酸糖タンパク質。細胞間液に存在する接着性骨基質タンパク質でもある。骨芽細胞や骨細胞、破骨細胞が産生する。修復象牙質の形成に必要。細胞の免疫受容体やプロテアーゼと反応し、炎症細胞の活性化に関わる。また、尿路結石形成に深く関わるタンパク質として知られる。デング熱(デングウイルス感染症)が重症化するほど血漿中のオステオポンチンが増加することが知られている。タグ:
細胞周辺にある体液。血液の液体成分が毛細血管から組織に染み出したもの。細胞間液とも。細胞に栄養分や酸素を供給し、細胞で作られた物質や二酸化炭素などの不要物を受け取る。過剰分の組織液の80〜90%が毛細血管から再吸収される。残りの10〜20%は毛細リンパ管から吸収されてリンパ液となる。末梢血管まで運ばれた酸素、栄養物は血漿成分とともに、血管壁を通り抜けて組織間に出る。これが組織液である。細胞はこの組織液中に浸った状態で物質交換を行っている。
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