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原核生物のひとつ。真正細菌やバクテリアとも呼ばれる。
真菌(酵母、カビ、キノコ)とは異なる。
細菌は単独ではなく、多数の細菌が集まったバイオフィルムを形成して生息する場合が多い。*1
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グルコースなどの糖が枝分かれしながら鎖状に繋がった分子。多くはタンパク質や脂質などに結合した状態で存在する。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。動物では体内の半数以上のタンパク質に糖鎖が結合している。同じタンパク質でも健康なときと病気のときとで糖鎖の形が変化することが知られている。小胞体膜に存在するドリコール脂質上に作られる。糖鎖の構築にはグルコースが必要であることが報告されている。糖鎖は、細胞小器官の1つである小胞体膜に存在するドリコール脂質上に構築され、複数の段階を…
自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
免疫系に欠陥が生じて生体防御反応が起こらない状態。T細胞やB細胞の異常により抗原が体内に侵入しても抗体を産生できない状態のこと。感染力の弱い細菌類にも感染しやすくなるため日和見感染の原因となる。免疫不全症候群とも。-先天性免疫不全症(原発性免疫不全症)-後天性免疫不全症タグ:
パラプレボテラ科の細菌。トリプシンの分解を促進し、その分解によって細菌やウイルスの感染防御に寄与することが報告されている。タグ:
膵管から十二指腸に分泌される、セリンプロテアーゼに分類される消化酵素。エンドペプチダーゼに属する。前駆体はトリプシノゲン。リジンやアルギニンなどの塩基性アミノ酸のカルボキシル基側のペプチド結合を加水分解する。トリプシンはタンパク質切断反応において特別なセリン(serine)アミノ酸を用いることから、セリンプロテアーゼ(serine protease)として知られている。トリプシンが膵臓のタンパク質を分解することで膵炎の原因となる。トリプシンを分解するヒト腸内細菌が存在し、トリ…
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