健康用語WEB事典

脊髄円錐(medullary cone)

脊髄の終わり(下端)。仙髄尾髄

脊髄下端は細くなり脊髄円錐となっておわる。その高さは成人では第1ないし第2腰椎の高さに相当する。新生児幼児では低く第3腰椎の高さでおわっている。脊髄円錐の先はさらに細く糸状の終糸となって尾骨の背面に付着している。*1

排尿中枢が存在するため、脊髄円錐の腫瘍では比較的早期から膀胱直腸障害が出現する例が多い。*2

*1Terminologia Anatomica(TA)に基づく解剖学: http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/TA(html)/A14_1_02_001.html
*2脊椎・脊髄腫瘍とは|KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000183.html

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このページの最終更新日時: 2018-08-13 (月) 07:23:33