HEALTH WORDS / 用語解説
アグマチン
agmatine
アルギニンを脱炭酸化した有機化合物。大腸菌がアルギニンの代謝によって生成する。
一部の腸内細菌グループの耐酸性機構によりアルギニンが利用され副産物としてアグマチンを放出し、別の腸内細菌グループがアグマチンを利用してATPを産生し、副産物としてプトレシンを放出する代謝経路が確認されている。1
大腸菌はアルギニン/アグマチン対向輸送体(AdiC)を介してアルギニンを吸収し、そのアルギニンは菌体内のアルギニン脱炭酸酵素(AdiA)によってアグマチンとなり、AdiCを介して放出される。2
参考文献・出典
- 日本ポリアミン学会 ポリアミンとアンチエイジング 早田邦康 自治医科大学大学院 教授 自治医科大学附属さいたま医療センター循環器病臨床医学研究所 所長: http://plaza.umin.ac.jp/~pa/PolyamineVol4No2%2020171205.pdf ↩
- 石川県立大学 個々の腸内細菌の生き残り戦略が組み合わさることで 機能性物質ポリアミンが産生されていることを発見 ポリアミンで予防・軽減が期待される疾患(心血管疾患など)への応用が期待される: http://www.ishikawa-pu.ac.jp/news/files/2018/06/shiryou_20180628.pdf ↩