緻密質
骨の表面を構成する密度が高く硬い組織。外骨膜に覆われている。緻密骨や皮質骨とも呼ばれる。
ACCESS RANKING
よく読まれている用語の上位200件です。累計は旧サイトの集計を引き継いでいます。
骨の表面を構成する密度が高く硬い組織。外骨膜に覆われている。緻密骨や皮質骨とも呼ばれる。
骨の海綿質の網目構造を構成する小さい骨。内部から骨全体の表面(皮質骨)を支える役割を持つ。
酵素などの生物学的活性尺度を表す国際単位。
延髄の中〜上部(網様体)に位置する運動核。第Ⅸ脳神経〜第Ⅺ脳神経が伸びており、これらの脳神経を介して喉頭や咽頭、食道上部の横紋筋を支配し、発声や嚥下を司る。
脳幹(延髄)に存在する神経核。孤束核の内側部の細胞は多数のニューロペプチド(エンケファリン、ソマトスタチン、サブスタンスP、コレシストキニンなど)を持つ。
2本の核酸が二重螺旋構造を取る際に作られる核酸塩基の組み合わせのこと。2つの塩基が水素結合で組みを成したもの。1つの塩基対を表す単位はbpである。
複数の化学反応が連続して起こる、ある一連の化学反応系において、その全体の反応速度を決定する要因になる最も進行の遅い反応(律速段階)を触媒する酵素。
神経伝達物質のひとつ。5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)とも。幸せホルモンや幸福ホルモンと呼ばれることがある。
1つのmRNAから複数のタンパク質を産生する性質のこと。ポリシストロン性とも呼ばれる。
グルコース(β-D-グルコース)とガラクトース(β-D-ガラクトース)がβ-1,4結合した二糖類。分子式は C12H22O11
糖類のアルドースが持つアルデヒド基(-CHO)やケトースが持つケトン基の部分(-C=O-)のこと。還元性末端とも呼ばれる。
示性式 -NHC(=NH)NH2 で表される原子団。グアニジン基やグアニジル基とも呼ばれる。
二重結合を含む分子に生じる立体異性体のひとつ(ジアステレオマー)。
骨折から時間が経過しているが、骨が癒合していなかったり変形していたりなどの理由で治療が必要な古い骨折。
酸素と結合していないヘモグロビン。静脈に多い。脱酸素化ヘモグロビンやデオキシヘモグロビンとも呼ばれる。この時、ヘモグロビンの中心の鉄は2価のイオン(Fe2+)となる。
食品を構成する必須アミノ酸の中で、必要量に対してその含有量が少ないもののこと。
ある抗体が、その抗体の産生反応を引き起こした原因である抗原とは別の構造が似た抗原に結合すること。交叉反応とも。
中枢神経系以外の組織。末梢神経が分布する。
広がりを持って現れる病変の状態のこと。漢字では瀰漫性。
末梢神経系の一つ。脊髄後角の二次ニューロンに感覚を伝達する神経細胞。一次求心性線維や一次知覚神経とも。
ある物質の濃度の差。物質の拡散(移動)は、一般に濃度が高い方から低い方へ起こる。
グリセリンと3つの脂肪酸で構成される単純脂質。トリグリセリドやトリグリセライドとも。
前骨髄球において初期に産生され、その細胞質に多数存在する、アズール色素によって染まる顆粒。一次顆粒とも。
細胞核が細長い棒状に伸びた好中球。後骨髄球から分化した、成熟した好中球のひとつ。桿状核球や杆状核球、好中性棒状核球とも。
運動神経と筋肉(骨格筋)の接合部分に作られる特殊なシナプス構造。運動神経の末端が筋線維の細胞膜の中に入り込むようにして出来る。神経筋接合部や単に終板とも呼ばれる。
質量の単位。統一原子質量単位の「u」に等しい。1Da = 1.6605655 × 10-27kg
没食子に含まれる有機化合物。ガーリック酸や3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸とも呼ばれる。
アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)の脱水縮合による結合のこと。アミド結合とも呼ばれる。
2種類以上の単糖類が結合してできる多糖類のこと。複合多糖とも呼ばれる。
示性式 R-C(=O)NH2 で表される原子団。カルバミン酸のヒドロキシ基が置換された構造。
メチル基にヒドロキシ基が付加した構造の原子団。示性式は -CH2OH
錠剤などに食品添加物として使用されるセルロースの誘導体。セルロースのヒドロキシ基がヒドロキシプロピル化されている。ヒドロキシプロピルメチルセルロースとも。
体の骨格を作る、白色の硬い器官。成人の体には、骨格を作る206個の骨が存在し、体重の約25%を占める。新生児には約350個の骨が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの骨になる。
筋肉の収縮によって起こる引っ張る力。筋収縮力とも。
ワサビや大根などのアブラナ科植物に含まれる加水分解酵素。β-チオグルコシダーゼとも呼ばれる。
センノシド類が腸内細菌による代謝を受けることで生じる、刺激性下剤としての作用を持つ有機化合物。大腸において酸化物のレインとなる。大腸の蠕動を促進する。
血圧の急激な低下に対して起こる圧受容体反射によって起こる頻脈。カルシウム拮抗薬やニトログリセリンの副作用。β遮断薬によって軽減される。反射性頻拍とも。
細胞の内、細胞質から細胞小器官を除いた液状成分のこと。サイトゾル(サイトゾール)とも呼ばれる。
補体の活性化によってできる最終産物。補体のC5bが活性化した後、C6、C7、C8が次々に活性化し、これらすべてが結合してできる複合体。C5b6789やC5b-9複合体とも。
骨の緻密質に血管や神経を通すための管。ハバース層板に囲まれて存在する。
β-グリコシド結合のひとつ。2つ糖類(β-アノマー)の1位の炭素と4位の炭素の間に形成するもの。
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6
肺の血管の拡張によって肺胞での換気(酸素と二酸化炭素の交換)が行われない血液が増える状態のこと。肝肺症候群の症状のひとつ。
解糖系のひとつ。エムデン-マイヤーホフ経路とも。
リガンドの結合によって開くイオンチャネル。受容体とイオンチャネルの性質を併せ持つタンパク質。イオンチャネル型受容体や受容体作動性イオンチャネル、リガンド結合型チャネル、イオノトロピック受容体などとも呼ばれる。
抗凝固剤を入れた採血管に血液を静置することで分かれた血球層と血漿層の間にできる淡黄色の層。白血球と血小板が含まれる。血液の遠心分離によっても生じる。
特定のサイトカインなどと結合するが、結合しても何もシグナル伝達を行わない受容体。デコイレセプターとも呼ばれる。
酵素が最も効率的に触媒として働くpHのこと。最適pHとも呼ばれる。至適温度と共に酵素の活性を決定する要因となる。
リンパ節(リンパ節傍皮質)に存在する、リンパ球の出入りに関わる細静脈。正六面体で背の高い内皮細胞を持つ。
受精から分娩までの期間。胎児でいる期間。胎児期や出生前期とも。
ある神経細胞の集団が軸索を伸ばして、別の標的となる神経細胞の集団にシナプスを作ること。単に投射とも呼ばれる。
リガンドの分類のひとつ。生体内で産生され、その生体内の受容体に結合するリガンドのこと。
疎水性である以下の8種類のアミノ酸。極性を持たないため、非極性アミノ酸とも。
単糖類(ヘキソース)のひとつ。スクロースと同じくヒトが最も甘味を強く感じる糖類。果実や蜂蜜に含まれる無色の結晶。果糖とも呼ばれる。
グリコーゲンの分解や糖新生の最終段階である、グルコース-6-リン酸を加水分解してグルコースを生成する反応を触媒するホスファターゼ(脱リン酸化酵素)。
両側の後頭葉の損傷によって、目で見えているものを認識できなくなる異常。脳の異常による失明。
完全に脱臼はしないが、脱臼しそうな状態となること。外れかけるが自然に(軽い力で)骨が元の位置に戻る。戻った後1週間程度は痛みが持続する場合がある。不完全脱臼とも。
細胞表面(多くは細胞膜上)に存在し、ホルモンなどと結合して外からの刺激・情報物質を受け取ることができる部位。主に膜タンパク質。レセプターやリセプターとも呼ばれる。
細胞膜を貫通する膜タンパク質において、細胞外に出ているドメインのこと。細胞外基質に存在する分子をリガンドとする受容体などが持つ。これに対し、細胞内に存在するドメインは細胞内ドメインと呼ばれる。
分子内の原子が電子を引きつける強さ。原子同士の化学結合様式(共有結合、イオン結合、水素結合)を決定する要因となる。
T細胞のT細胞抗原受容体(TCR)は抗原を単独では認識できず、同時にMHCがあって初めて抗原も認識できるという性質。
肩の骨である肩甲骨と鎖骨の総称。これらの骨は左右に1組ずつある。上肢帯筋が繋がる。
酸素と結びついたヘモグロビン。オキシヘモグロビンや酸素化ヘモグロビンとも呼ばれる。
生物の体内に含まれるアルコール。グリセロールとも呼ばれる。分子式は C3H8O3
植物細胞内に存在する、ポリフェノール(フェノール類)をキノン体に酸化する酵素。広義にはフェノール(の誘導体)またはo-ジフェノールをo-キノンに酸化する酵素のこと。
ミトコンドリア内膜に存在する、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化を脱共役させるタンパク質。SLCファミリーに属する。サーモゲニンとも。褐色脂肪細胞に多い。6回膜貫通型。
1つのmRNAから1つのタンパク質を産生する性質のこと。モノシストロン性とも。真核生物のmRNAは基本的に1つのタンパク質のみをコードするモノシストロニックRNAである。
スクロースのグリコシド結合を加水分解して、グルコースとフルクトースに分ける反応を触媒する酵素。サッカラーゼやインベルターゼ、β-フルクトフラノシダーゼなどとも呼ばれる。
最も単純なカルボン酸。蟻酸とも表記される。示性式は HCOOH
脳の前頭前野の一つ。前頭葉の最前部(額の裏側)である前頭前野の中で、眼の上側に位置する部分。内側前頭前皮質とも。
単一の単糖類から構成される多糖類。例えば、グルコースのみが結合してできるアミロースなど。
全ての細胞傷害性を有する免疫細胞(NK細胞やキラーT細胞、γδT細胞)に発現する、数本の糖鎖を有するタンパク質。これらが抗原受容体が標的細胞上の抗原を認識すると、標的細胞との接触面から脱顆粒により放出される。
気管および気管支に一定の間隔で並び、それらを支える働きを持つ、後方が開いたC字型の硝子軟骨。幅は3~4mm、個数は15~20個。気管軟骨同士は輪状の靱帯で結合する。
脊髄に存在する、運動神経を骨格筋に送っている神経細胞。筋張力を直接制御する。脊髄前角細胞やα運動ニューロンとも呼ばれる。
単糖類(ヘキソース)のひとつ。グルコースのジアステレオマー(4位のエピマー)。主に以下の構造を持つβ-D-ガラクトースを指す。ガラクトースは甘味を持たない。
小リンパ球のみが存在し、胚中心を持たないリンパ小節。一次リンパ小節とも。
リンパ節内に存在する、B細胞を中心とするリンパ球が集まる構造体。リンパ小節とも。
炎症を引き起こすメディエーター。炎症仲介物質とも呼ばれる。
血管内から周辺の組織に出られる穴のある毛細血管。有窓型毛細血管とも。
血球の産生(造血)を行う骨髄。赤血球などが多いため見た目が赤い。赤色髄とも。
体性感覚のひとつ。体表面の皮膚や粘膜にある受容器に刺激が加わることによって起こる感覚。表面感覚や皮膚感覚とも。
グラム陰性菌の細胞壁外膜を構成する成分であり、細胞外には分泌されない毒素。リポ多糖(リポポリサッカライド、LPS)や内毒素とも呼ばれる。
ハバース管の周りを同心円状に囲む組織。オステオン層板とも呼ばれる。
緻密質を構成する以下4種類の骨の層の総称。
血漿に存在する補体制御因子(補体B因子)のひとつ。補体P因子とも呼ばれる。
三量体Gタンパク質と共役する受容体。複数の酵素の活性やセカンドメッセンジャーに影響する。全遺伝子の約5%に相当し、中でも最も多いのは嗅覚受容体。代謝型受容体(メタボトロピック受容体)とも。7本のαヘリックスが生体膜を貫く構造を持つため、7回膜貫通型受容体とも呼ばれる。
ランゲルハンス島のPP細胞(F細胞)で産生され分泌される、36個のアミノ酸からなるホルモン。PPファミリーのひとつ。膵臓から分泌されるホルモン全体の1%程度を占める。
太腿の後ろに位置する、股関節を伸ばす運動や膝関節を曲げる運動に関わる筋肉の総称。ハムストリングスや大腿屈筋群とも。
骨組織において、骨細胞間を満たす物質。骨における細胞外基質。
抗原の情報を記憶(免疫学的記憶)し、2度目以降に同様の抗原が体内に侵入した場合に強い免疫を発揮する細胞。免疫記憶細胞とも。
非侵害刺激を含めた色々の種類の刺激を受け入れるC線維(ポリモーダル受容器)が受けた刺激を脳へ中継する神経細胞。脊髄Ⅴ層に存在する。
膜タンパク質のうち、細胞膜を貫通している部分(ドメイン)のこと。膜貫通領域とも。
骨髄内で正常に赤芽球が分化できないため、血管内へ放出される前に赤芽球(赤血球)がアポトーシスによって破壊される現象。
中性脂肪の分解過程で現れるジグリセリドを加水分解する反応を触媒するリパーゼ。リン酸化されることでリパーゼとしての活性が増強される。β3受容体によって活性化される。
1つの軸索と3本以上の樹状突起がある神経細胞。多極性ニューロンとも。
炭素数4の短鎖脂肪酸(低級脂肪酸)。ブタン酸とも呼ばれる。酢酸の次に単純な脂肪酸。示性式は CH3(CH2)2COOH
一定のリズムで絶えず全身に血液を循環させるために動作する器官。高さ約14cm、幅10cm、厚さ8cm。重さは250〜300g。主に筋肉(心筋)で構成される。
リンパ液がリンパ管を通って集まる円形またはそら豆型の二次リンパ器官。リンパ管が鎖骨下静脈に合流するまでの間に複数存在する。大きいものでは長径2~3cm、短径約1cm。体内の種々の組織由来の抗原がリンパ管を介して集まる。
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。
神経細胞に発現し、その神経細胞自身が放出した神経伝達物質をリガンドとする受容体。ヘテロ受容体とは逆の特性を持つ受容体。
ヨーグルトの製造に用いられるラクトバチルス属細菌。ホモ乳酸菌。ブルガリア菌やブルガリクス菌、ヨーグルト菌とも。
この受容体が発現している神経細胞が合成する神経伝達物質によっては活性化されない受容体のこと。自己受容体とは逆の特性を持つ受容体。
リン脂質の主成分となる有機化合物。グリセロリン脂質のひとつ。レシチンとも。
生体膜などの膜をそのままでは通過できない分子を、選択的にトランスポーターなどのキャリア(担体)によって移動させる輸送形態。濃度勾配に従って輸送するためエネルギーを消費しない。促進拡散とも。
ヘキソサミン経路における、フルクトース-6-リン酸からグルコサミン-6-リン酸を生成する反応を触媒する律速酵素。L-グルタミン:D-フルクトース-6-リン酸アミドトランスフェラーゼとも。
ハバース管とその周囲を取り囲む骨層板(ハバース層板)および骨小腔内の骨細胞の総称。オステオンやハバース系とも呼ばれる。
鼻腔左右の側壁から伸びる骨。襞状の構造であり、これによって空気が通過するときに湿気が与えられる。
ホスファチジルコリン(レシチン)が持つ脂肪酸のひとつが加水分解された誘導体。リゾレシチンとも呼ばれる。
視界の一部に起こる異常。閃光暗点とも呼ばれる。片頭痛の前兆として起こる。
興奮性の神経伝達物質(興奮性神経伝達物質)として働く以下のアミノ酸のこと。
呼吸に伴う心拍数の変化。心拍数は息を吸うときに増加し、吐くときに減少する。呼吸性洞性不整脈や洞性不整脈とも呼ばれる。
β-ラクタマーゼを阻害するタゾバクタムとペニシリン系のピペラシリンの合剤。商品名はゾシン。
抗体のV領域(可変領域)の中でも多様性に富む領域。VHに3ヶ所、VLに3ヶ所の計6ヶ所が存在する。エピトープに相補的な構造を有するため相補性決定領域とも呼ばれる。
異なる2種類のタンパク質が会合して(それぞれ1分子ずつが組になって)できる二量体。異種二量体やヘテロダイマーとも呼ばれる。
37℃、1Lの液体に含まれる酵素の量を表す単位。1Uは「標準条件において1分間に基質1mmol分の反応を行う酵素量」と定義される。
砂糖の主成分となる、グルコースとフルクトースが結合した二糖類。ショ糖やサッカロースとも呼ばれる。分子式は C12H22O11
動物の体内にある器官の総称。実質臓器と管腔臓器に分類され、それぞれ以下の種類が存在する。
脊髄の終わり(下端)。仙髄と尾髄。
うつ病の症状のひとつ。快感情を失い、これまで楽しいと思えていたことも楽しめなくなる状態。腹側線条体の血流低下が発症に関わると考えられている。無快楽症や無快感症とも。
抑制性シナプスの神経伝達物質として働くアミノ酸。GABA(ギャバ)とも表記される。
体内の酵素によって消化・代謝できる炭水化物のこと。利用可能炭水化物とも呼ばれる。また、エネルギー計算を簡単化するため、利用可能炭水化物のエネルギー量を人体で主に利用できる単糖類であるグルコースに換算した数値のこと。
甘味料として使用される糖アルコールのひとつ。マルトース(麦芽糖)の還元(水素添加)によって得られるため還元麦芽糖とも。還元水飴の一種。
単糖類(ヘキソース)のひとつ。グルコースの2位のエピマー。マンニトールの酸化によって生じる。単体としてはオレンジやリンゴ、桃などに少量含まれる。
神経の開始点となる神経核。
運動終板で筋線維の細胞膜に伝わり、その収縮を起こす活動電位。
生体膜の構成成分となるリン脂質のひとつ。生体膜に含まれる脂質の90%程度を占める。
胆汁酸にグリシンあるいはタウリンが抱合反応した化合物。脂質の乳化や消化に必要。
セカンドメッセンジャーのひとつ。イノシトール三リン酸受容体に結合し、シグナル伝達物質を受け取った細胞の細胞質中のカルシウムイオン濃度の上昇を引き起こす。イノシトールトリスリン酸やイノシトール-1,4,5-三リン酸とも呼ばれる。
核酸のひとつ。複数のリボヌクレオチドが、以下のようにホスホジエステル結合でつながった重合体。リボ核酸とも。
官能基のひとつ。単にアミノ基と呼ぶ場合は主に示性式 -NH2 で表される以下の構造を指すが、第二級アミノ基(-NHR1)や第三級アミノ基(-NR1R2)もアミノ基に含まれる。
伸張反射(脊髄反射)の反射弓を構成する神経線維のひとつ。
皮膚の表皮の90%以上を占める細胞。角化細胞や角質細胞、角層細胞とも。
アミノ酸スコアを高めることを目的として不足している必須アミノ酸を添加したにも関わらず、身体に悪影響が現れること。
グルコースの代謝における分岐経路のひとつ。最終的にヘキソサミンであるUDP-N-アセチルグルコサミンが生合成される。ヘキソサミン生合成経路とも呼ばれる。
クラスリンによって覆われた小胞。クラスリン依存的エンドサイトーシスにおいて形成される、物質を輸送するための球状の構造体。クラスリン被覆ピットとも。
生物の身体機能に影響を与える作用。
ビタミンAやその前駆体(プロビタミンA)には様々な種類があるため、それらをレチノール相当量に変換してビタミンAの食事摂取基準の数値を考えるために作られた単位。
カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)のひとつ。カルニチンとアシルCoAからアシルカルニチンを合成する反応を触媒する酵素。アシルCoAのアシル基をカルニチンへ転移させる。
受容体において、通常のリガンドが結合する部位。
細胞表面にある小突起。栄養の吸収や細胞からの分泌、細胞外環境のセンシング、細胞接着など多くの細胞機能に関わる。胎盤や腸壁、内耳などの細胞に存在する。
ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6
酵素の活性中心以外の部位に制御分子(アロステリック因子)が結合し、その種類によって酵素の活性化や抑制を制御する作用。アロステリック調節やアロステリック効果とも呼ばれる。
副腎髄質から分泌されるホルモン(副腎髄質ホルモン)。カテコールアミンのひとつ。エピネフリンとも。分子式は C9H13NO3
一次体性感覚野から受け取った体性感覚の情報のうち、運動制御に必要なものを別の脳領域に伝達する役割を持つ部位。
ステロイド作用をもたない抗炎症薬の総称。解熱鎮痛薬の分類のひとつ。代表的なものはサリシンに含まれるサリチル酸。
表皮の有棘細胞および顆粒細胞の細胞質内に存在する顆粒。ラメラ顆粒とも。
エタノールが肝臓でアルコール脱水素酵素の働きによって分解されると発生するアルデヒド。エタナール、酢酸アルデヒド、エチルアルデヒドなどとも。示性式は CH3CHO
キラーT細胞が分泌する、病原体に感染した細胞やがん細胞を殺すためのセリンプロテアーゼ。フラグメンチンとも。
グルコースが肝細胞や骨格筋内に、粒状のグリコーゲンとして蓄えられたもの。
必須アミノ酸のひとつ。リシンとも。
ケイ素の酸化物。無水ケイ酸とも。イオン結合および共有結合による局所的に四面体形分子構造を取る。化学式は SiO2
膵臓のランゲルハンス島に存在する、膵ポリペプチドを分泌する細胞。F細胞とも呼ばれる。
エネルギーを生産しないグルコースの代謝経路。解糖系の側路。ウロン酸回路とも。
延髄の一部。後顔面神経核の直下から延髄腹側表面にまで展開している。血管運動中枢(心臓血管運動中枢)。圧受容器反射の最終情報統合部位で交感神経中枢。圧受容器反射に関与する複数の神経核からなる。抑制性の呼吸性ニューロンが存在する。頭側延髄腹外側野とも。
脂肪細胞がトリアシルグリセロール(中性脂肪)やコレステロールのエステルを保持するために持つ、1枚のリン脂質の膜で作られた袋状の細胞小器官。
電場と磁場の相互作用によって空間を伝わる横波。光の波としての性質。
クロマチン繊維が細胞の分裂期に細胞核の中で形作る構造体。二本の姉妹染色分体が動原体で結合した構造を持つ。
アデノシンに3つのリン酸が結合した有機化合物。塩基としてアデニンを持つヌクレオシド三リン酸。ATPとも。
血液型の分類方式の一つ。赤血球上の抗原(糖鎖)と血清中の抗体によって分類される。1900年頃、カール・ラントシュタイナー(Karl Landsteiner)により定義された(ラントシュタイナーの法則)。ABO血液型は第9染色体の遺伝子に存在する糖転移酵素によって決定される。
胎生期に存在する結合組織。胎児の臍帯など。
神経管の頭側の端を占める、内腔が広く、頭尾方向に細長い袋状の部分。
ラントシュタイナーの法則とも呼ばれる。血液はその中に、自身の赤血球とは反応しない規則抗体(A型の人が持つ抗B抗体やB型の人が持つ抗A抗体)を持つという法則。
生物の生命活動に必須な代謝(一次代謝)によって生成される同化産物のこと。糖やアミノ酸、脂肪酸など。
胃粘膜表面積の1~3%を占め、ヒスタミンを放出する細胞。胃酸の分泌に関与する。腸クロム親和性細胞様細胞とも。
女性の生殖器。胎児が発育する場所となる。膀胱と直腸の間に存在する。長さ約7cm、幅約4cm、厚さ約2.5cmの洋梨型。重さは約50g。子宮頚の部分で膣に対して前方90°に傾いている。
一次応答によって排除された抗原が再び体内に侵入すると、記憶細胞がすぐに分化や増殖を開始し、一度目の感染よりも短時間で抗原を排除する獲得免疫の仕組み。二次免疫応答とも呼ばれる。
細胞膜貫通型タンパク質のうち、細胞外にN末端、細胞内にC末端を持つ膜タンパク質。
ヘルパーT細胞の種類のひとつ。濾胞性ヘルパーT細胞とも呼ばれる。
1884年にデンマークの学者、ハンス・グラム(Hans G. j. Gram)によって発明された、細菌類を色素によって染色して分類する方法。
視床下部に存在する神経核のひとつ。ヒスタミン作動性神経の起始核。アデノシンデアミナーゼが最も多く分布する。結節乳頭体核とも。
体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。
同じアイソタイプの免疫グロブリン(抗体)であっても、個体(家系)によって抗原性に違いが存在するもの。ヒトのIgG1にはアロタイプが少ない。
好中球やマクロファージなどの食細胞が病原体や細胞の死骸などの固形物を取り込む作用。エンドサイトーシスのうち「食べる」に因んだプロセス。食作用やファゴサイトーシス、免疫食菌などとも。
パルミチン酸とコエンザイムA(CoA)が結合した有機化合物。セラミドの構成要素となる。
肝臓の形態を維持する支持組織(結合組織)。肝小葉を物理的に支持するとともに、血管系や胆道系、自律神経系を内包して肝臓の機能を支える。
T細胞が抗原提示細胞からの抗原の提示を受ける際に副刺激(共刺激)がなければ、そのT細胞の活性化が抑制される現象。免疫学的寛容の維持のための仕組み。アネルギーや免疫不応答とも呼ばれる。
骨小腔内の骨細胞が伸ばす、他の骨細胞と連絡するための長い突起。骨細管とも。
ナイーブT細胞(ナイーブヘルパーT細胞)またはNKT細胞を指す。
1980年に腸管から発見されたペプチド。38個のアミノ酸からなる。PPファミリーに属する。
メラノコルチン(メラノトロピン)の一つ。α-メラノサイト刺激ホルモンとも。
必須アミノ酸のひとつ。1901年に牛乳に含まれるカゼインが膵液で分解されたものの中から発見された。
血液を含んで赤く見える水疱。読み方は「けっぽう」。
デオキシヌクレオチド三リン酸のひとつ。塩基としてチミンを持つ。デオキシチミジン三リン酸やTTP、dTTPとも表記される。
脳の視床下部の一部。視床下部の最前部(最吻側)に位置する。視索前核とも呼ばれる。主な体温調節中枢であり、筋肉のふるえ熱産生、褐色脂肪組織の代謝熱産生、皮膚血管の収縮、発汗などを引き起こす。
傷病者や意識がない者の回復に適した体位。昏睡体位とも。
感覚の一種。以下の種類があり、それぞれに適刺激(目なら光、耳なら音、など)が存在する。
糖脂質のひとつ。グロボシドの一種。セラミドトリヘキソシドやGb3とも。
サンショウに含まれる辛味成分。分子内に4つの二重結合を含むアミド。ヒドロキシ-α-サンショオールとも。
心臓や肺、骨格筋、神経など、全身に最も広く分布する毛細血管。通常、毛細血管と言えばこの連続型毛細血管を指す。無窓性毛細血管とも。
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。
ジアシルグリセロールがリン酸化された有機化合物。細胞膜にある様々なリン脂質の生合成において中心的な材料となる。
陰イオン性の橙色のアゾ染料。アシッドオレンジ7や2-ナフトールオレンジとも。
骨の内部の大部分を占める、骨梁からなるスポンジ状の組織。海綿骨とも呼ばれる。
以下の化学構造を持つ原子団。-CH(CH3)2
ミトコンドリアの脱共役タンパク質が行う、プロトンの濃度勾配とATP合成の共役の阻害。
主に肝臓や血漿中に存在し、アセチルコリン以外のコリンエステル(スキサメトニウム、プロカインなど)のエステル結合も分解するコリンエステラーゼ。
生物が外界を見るための器官。物体に反射する光を受け取り、その形状や色、位置などの情報を得る。眼とも表記される。
タンパク質を完全に分解せず、一定のアミノ酸配列を残して分解すること。
常染色体優性遺伝疾患の発症機構のひとつ。正常な単一のアレル(対立遺伝子の一方)のみからの発現ではタンパク質の量が不足し、正常な機能を維持することができないために発症するもの。
細胞膜を物質が通過する輸送形態。トランスポーターなどの膜タンパク質による物質の輸送。