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HEALTH WORDS / 用語解説

基底膜コラーゲン

Basement membrane collagen

基底膜コラーゲンとは、上皮組織や内皮組織などの基底膜に特異的に存在し、その構造的安定性と機能維持に不可欠な役割を果たすコラーゲンの総称である。1 2

基底膜を構成する主要なコラーゲンとしてはIV型コラーゲンが挙げられ、これは基底膜の細胞外マトリックスにおいて主要な骨組みを形成している。3 1

IV型コラーゲンは、通常の線維芽細胞などが産生する間質性のコラーゲンとは異なり、分子内に不規則な中断部を持つことでしなやかさや網目状の分子ネットワークを構築する特性を有している。3 1

この網目構造により、基底膜は物理的な強度を保ちつつ、組織間の細胞の接着を媒介する足場としての機能を果たすことが可能となる。2 1

さらに、基底膜コラーゲンは単なる物理的な支持体としてだけでなく、細胞の増殖、分化、遊走といった様々な細胞応答を調節するシグナル伝達の場としても重要な役割を担っている。2 1

生体内においては、ラミニンやプロテオグリカンなどの他の基底膜成分と相互作用しながら複雑な二次元・三次元のシート状構造を形成し、組織の境界を明確に区切る障壁としても機能している。2 1

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907038167664654 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
  2. Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E5%BA%95%E8%86%9C ↩1 ↩2 ↩3 ↩4
  3. Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3 ↩1 ↩2