ホーム機能的残気量

HEALTH WORDS / 用語解説

機能的残気量

functional residual capacity : FRC

息を吐ききった後に肺に残っている空気の量。実測が困難なため、間接的に算出する。

胸の空気を全て吐き出しても、実は肺はぺしゃんこになっているのではなく、空気が残っており肺の形を保持しています。この吐ききっても残っている空気を残気といいます。本当はこの残気の量(残気量)を測定したいのですが測定困難なため、ヘリウムというガスを使用して計算により機能的残気量として測定を行います。1

健常人では機能的残気量は約2400ml(全肺気量の約40%)とされる。2

座位や立位から臥位になると、横隔膜が4cmほど挙上するため機能的残気量は15〜20%減少するとされる。3

参考文献・出典

  1. 岡山大学病院 検査部/輸血部 フローボリューム曲線;Flow Volume Curve: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/seiri/pulmo/frc.html ↩
  2. 東邦大学 医学部 基礎統合コース(2年次)呼吸器系9-呼吸生理2: http://www.lab2.toho-u.ac.jp/med/physi1/respi/respi9/respi9.html ↩
  3. 体位と呼吸管理 兵庫医科大学病院看護部 宇都宮明美: http://square.umin.ac.jp/jrcm/pdf/27-1/kikanshi27_1_pdf03.pdf ↩