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HEALTH WORDS / 用語解説

ICN

International Council of Nurses

ICNとは、世界中の看護師を代表する、1899年に設立された世界で最初かつ最大の国際的な専門職組織である国際看護師協会(International Council of Nurses)の略称である。1

スイスのジュネーヴに本部を置き、世界130か国以上の国および地域の看護師協会(National Nurses Associations: NNAs)が加盟している非政府組織(NGO)である。1

ICNの主な目的は、看護の質の向上、看護師の社会的地位の確立、および世界的な健康政策への寄与である。保健医療システムにおける看護の役割を強化し、すべての人のための健康の実現を目指して活動している。2

国際疾病分類や国際看護実践分類(ICNP)の開発・推進を行っており、看護用語の標準化や臨床現場におけるデータ収集の基盤整備に大きな役割を果たしている。ICNPは、看護師が提供するケア、患者の状態、および看護介入の結果を体系的に記録するための共通言語として、世界保健機関(WHO)の国際家族性分類ファミリーの一部としても認められている。3

また、看護師の労働環境の改善、教育水準の向上、倫理綱領の策定などにも取り組んでおり、1953年に初めて制定された「ICN看護師の倫理綱領」は、世界中の看護師が臨床、教育、研究において遵守すべき倫理的行動の基本原則として広く活用され、定期的な改訂が行われている。4

公衆衛生の危機管理や感染症対策、災害看護の分野においても主導的な役割を果たしており、パンデミックなどの緊急事態において世界中の看護師を支援するためのガイドラインやリソースを提供している。5

参考文献・出典

  1. ICN公式サイト: https://www.icn.ch/about-icn/who-we-are ↩1 ↩2
  2. 日本看護協会公式サイト: https://www.nurse.or.jp/nursing/international/icn/index.html ↩
  3. 国際看護実践分類(ICNP)に関する情報: https://www.icn.ch/what-we-do/projects/icnp-international-classification-for-nursing-practice ↩
  4. ICN倫理綱領: https://www.icn.ch/nursing-policy/icns-code-ethics-nurses ↩
  5. 国際看護師協会の活動: https://www.icn.ch/news-and-events/news ↩