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HEALTH WORDS / 用語解説

ネーザルサイクル

nasal cycle

左右の鼻腔の空気の通りやすさが交互に変化する現象。ネイザルサイクルや鼻サイクルとも呼ばれる。

鼻の片方が鼻閉した感覚となるが、正常な生理的反応である。1〜3時間の周期で変化する。1

匂いの情報は鼻の左右で別々に伝達されているが、このサイクルに合わせて匂いを優先的に感じる方を変化させている。

匂い情報は鼻腔に入ると、左右独立した経路で処理され、左右それぞれの大脳嗅皮質へ伝達される。しかし、左右鼻の通気状態は常に一定ではなく、様々な内的要因によって著しく変化することが知られている。たとえば鼻炎の際、左右鼻が交互に詰まる交代性鼻閉とよばれる現象や、数時間毎に左右鼻が交互に詰まる鼻サイクルと呼ばれる生理現象などである。… 片鼻を閉じると、嗅皮質ニューロンの一部は数分後に、もう片方の鼻からの匂い刺激による応答を増強させた。右鼻経路優位に匂い情報を得ている右側の大脳嗅皮質は、右鼻が詰まるとにおい情報がほとんど入ってこないように思われるが、実はすぐに入力の切り替えを行い、左鼻経路を介して匂い情報を充分得ることが明らかにされた。2

参考文献・出典

  1. 鼻サイクル | 鼻閉対策省: http://www.allergy-i.jp/bihei/lab/report/nasalcycle.html ↩
  2. 脳の嗅皮質は片鼻が詰まると、もう片方の鼻からの匂い入力に切り替える | 東京大学: http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_201112_j.html ↩