HEALTH WORDS / 用語解説
右腰リンパ本幹
Right lumbar trunk
右腰リンパ本幹とは、下半身の右側半分のリンパ液を集めて上方へ運ぶ主要なリンパ管の太い本幹である。1
解剖学的な位置としては、下半身からのリンパ液を回収する腰リンパ節群から移行して起こる。1
通常、腹部の深部において、下大静脈の右側やその近傍を上行して走行する。1
このリンパ本幹は、右下肢、骨盤壁、骨盤内臓器、および腹壁の右側などのリンパ流を集めている。2
右腰リンパ本幹は、多くの場合、腸リンパ本幹や左腰リンパ本幹など他の主要なリンパ本幹と合流するか、あるいは単独で乳糜槽に注ぐ構造をとる。2
この乳糜槽を経て、最終的には胸管へとリンパ液が送られる経路の一部を構成している。1
ただし、人体におけるリンパ系の走行や合流のパターンには個体差が非常に大きいことが知られており、右腰リンパ本幹の合流先や分岐の様式には多様性がみられる。2
参考文献・出典
- 解剖学講義 第3版: https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/30155 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4
- 日本人体解剖学 上巻: https://www.nanzando.com/books/42110.php ↩1 ↩2 ↩3