HEALTH WORDS / 用語解説
EC5
EC5
EC5とは、生体に対する薬物などの物質の作用において、最大効果の5%を示す濃度を指す用語である12。
薬理学および毒性学の分野では、物質の濃度または用量と、それが引き起こす反応の大きさとの関係を示す用量反応関係や濃度反応関係を解析することが重要となる3。一般的に薬物の効果を評価する際には、最大効果の50%を示すEC50(半数効果濃度)や、最大毒性あるいは致死効果の50%を示すLC50(半数致死濃度)などが頻繁に用いられるが、EC5はそれよりも低濃度域における作用や初期の反応を評価する際に参照される指標の一つである12。
生体反応の閾値近傍や、用量反応曲線の立ち上がり部分を精密に解析する上で、EC5のような低反応率における濃度値の算出は薬物動態学や環境毒性学の研究において重要な意味を持つ13。
参考文献・出典
- J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907038104840508 ↩1 ↩2 ↩3
- 一般社団法人日本薬学会: https://www.pharm.or.jp/dictionary/search.php?sid=2097 ↩1 ↩2
- 独立行政法人環境再生保全機構: https://www.erca.go.jp/yobou/zuusetsu/seikatu/suisu/suisu02_02.html ↩1 ↩2