HEALTH WORDS / 用語解説
P2Y4
P2Y4 receptor
P2Y4とは、細胞外のヌクレオチドに応答して活性化するGタンパク質共役受容体ファミリーに属する受容体の一つである。1
ヒトにおいてP2Y4遺伝子は染色体上の特定の領域にコードされており、ウリジン三リン酸(UTP)を主要な作動物質(アゴニスト)として認識する特徴を持つ。2
この受容体はGタンパク質を介したシグナル伝達経路を活性化し、細胞内のカルシウムイオン濃度上昇などを引き起こすことで様々な生理学的反応を調節する。3
組織発現の観点では、P2Y4は心臓や消化管、胎盤などの多様な組織や器官において遺伝子発現が認められている。1
特に平滑筋や上皮細胞における機能解析が進められており、細胞の増殖や分泌活動への関与が示唆されている。2
また、プリン受容体としての薬理学的特性から、ATPやUTPといった細胞外ヌクレオチドを介した細胞間情報伝達ネットワークの重要な構成要素として位置づけられている。3
参考文献・出典
- NCBI Gene: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/5030 ↩1 ↩2
- GenelCards: https://www.genecards.org/cgi-bin/carddisp.pl?gene=P2RY4 ↩1 ↩2
- NCBI Reference Sequence: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/refseq/NP_002541.2 ↩1 ↩2