HEALTH WORDS / 用語解説
Ⅱ型トポイソメラーゼ
topoisomerases II, Top II
トポイソメラーゼのひとつ。トポイソメラーゼⅡとも呼ばれる。絡まった2本の二重鎖DNAの一方を一旦切断し、絡まりが解消された後に再度切断部分を結合することで、DNAの絡まりを解く役割を持つ。1
二量体で働き、一時的にDNA二本鎖切断を作る。このときにトポイソメラーゼⅡが1つのDNA二本鎖切断の2つの切断端に共有結合する。この状態をTop2ccと呼ぶ。2
Ⅱ型トポイソメラーゼによるDNA切断後に再結合が起こらない突然変異(DNA二本鎖切断)がしばしば自然発生することが確認されており、これを修復する酵素はMre11であるとされる。3
参考文献・出典
- 染色体 DNA の断裂が自然発生する分子機構と断裂を修復する分子機構の解明 細胞で染色体 DNA の断裂は大量に自然発生する: http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2016/documents/161104_1/01.pdf ↩
- 放生研ニュース ヒトの染色体DNAは、放射線被曝しなくてもふだんから頻回に2重鎖切断される: http://www.rbc.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/09/RBC158-2.pdf ↩
- Mre11 Is Essential for the Removal of Lethal Topoisomerase 2 Covalent Cleavage Complexes: Molecular Cell: http://www.cell.com/molecular-cell/abstract/S1097-2765(16)30634-7 ↩