ホームカルシウムパラドックス

HEALTH WORDS / 用語解説

カルシウムパラドックス

心筋細胞中にカルシウムが流入して心臓の筋肉が損傷を受ける現象。

カルシウムの摂取不足によって起こる。

最小血圧(拡張期血圧)を決定するのは動脈の内腔の広さであり,これは動脈の壁にある平滑筋の状態である。平滑筋が縮むと血管の内腔は狭くなり,最小血圧は上がる 。平滑筋が縮む直接的な原因はカルシウムの平滑筋への流入による。

この現象はカルシウムパラドックス(カルシウムの摂取不足により副甲状腺ホルモンが分泌され,骨からカルシウムが血液中に導引されるとともに,正常機能の維持のために本来カルシウム濃度を低く保つ必要がある細胞にまでカルシウムが流入する現象)と呼ばれるカルシウムの摂取不足が原因である。

心筋細胞は、カルシウム量により厳密に調節されており、過剰のカルシウムが流入すると心筋細胞は死んでしまう。1

参考文献・出典

  1. 静岡県立大学 タウリン(3)|新聞|食と健康Express: http://sfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/express/newspaper/taurine03.html ↩