ホームチオレドキシン還元酵素3

HEALTH WORDS / 用語解説

チオレドキシン還元酵素3

Thioredoxin reductase 3

チオレドキシン還元酵素3とは、セレノプロテインの一つであり、補酵素としてフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)を結合し、NADPHを電子供与体としてチオレドキシンなどのジスルフィド基を還元する酵素である。1

ヒトにおいてはTXNRD3遺伝子によってコードされており、主に精巣の生殖細胞や精子形成過程において特異的な発現が確認されている。2

本酵素は、細胞内における酸化還元シグナル伝達の制御や、活性酸素種(ROS)の消去といった抗酸化作用において重要な役割を担っている。3

また、セレンが活性中心のアミノ酸残基であるセレンシステインとして組み込まれることで、その高い酵素活性が維持されている。1

参考文献・出典

  1. UniProt: https://www.uniprot.org/uniprotkb/Q9NZW7/entry ↩1 ↩2
  2. ExPAS: https://www.expasy.org/resources/neXtProt/Q9NZW7 ↩
  3. PubMed: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15797864/ ↩