HEALTH WORDS / 用語解説
バクテリオファージ
bacteriophage
細菌に感染するウイルスの総称。大腸菌などの細菌を宿主とし、その細胞内で増殖する。
細菌(バクテリア)を食べる者(ファージ)という意味。単にファージとも呼ばれる。様々な種類があり、大きさは25〜200nm。12
主にラムダファージやT4ファージを指す。
感染した細菌を溶菌しないバクテリオファージもあり、多剤耐性菌が生まれる原因のひとつとされている。O157が出すベロ毒素は、バクテリオファージが赤痢菌に感染して獲得した毒素の遺伝子が新たに大腸菌に取り込まれた結果作られるようになったとされる。バクテリオファージ自体はヒトに対する病原性を持たない。3
参考文献・出典
- 感染症学第1回 プリオン: http://www.setsunan.ac.jp/~p-bisei/Lecture_files/NID13-08.pdf ↩
- PHP研究所 竹内薫 丸山篤史 白くて眠れなくなる遺伝子(2016/1/5) ↩
- 技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25) ↩