ホーム偶蹄類

HEALTH WORDS / 用語解説

偶蹄類

Even-toed ungulate

偶蹄類とは、哺乳綱に属する有蹄類の一群であり、左右の蹄(ひづめ)のうち第3指と第4指の2本の軸趾(じくし)に体重を支えられて歩行する特徴を持つグループである。1

近年の分子系統学的な研究および生物分類学的知見においては、従来の奇蹄類との対比で用いられてきた伝統的な「偶蹄目」という分類群は、クジラ類を含んだ単系統群を形成することが明らかになっている。1

そのため、現代の学術文献や公的データベースなどにおいては、クジラ類(鯨類)をその内部に内包する「鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)」という目(Order)として取り扱われることが一般的である。2

従来の狭義の偶蹄類(陸生偶蹄類)は、イノシシ亜目(猪豚亜目)、ラクダ亜目、反芻亜目(ウシ亜目)などの亜目に分類されてきた。1

これらに含まれる代表的な動物には、ウシ、ヒツジ、ヤギ、シカ、ラクダ、カバ、イノシシなどが挙げられ、家畜として利用される種も多く、人類の歴史や農業、医学・生物学の研究において極めて重要な位置を占めている。2

参考文献・出典

  1. 国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP): https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11222851/www.kahaku.go.jp/research/db/zoology/mammal/gallery/cervidae/index.html ↩1 ↩2 ↩3
  2. 国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP): https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12328221/www.kahaku.go.jp/research/db/zoology/mammal/list/cetartiodactyla.html ↩1 ↩2